メイクの仕上がりを左右するのは、ファンデーションやアイシャドウではなく実は「鏡」の使い方。
女性にとって鏡は身だしなみを整えるためにも欠かせないグッズ。
当然、メイクをするときにも鏡がなければ始まりません。
鏡を上手に使いこなせる女性はメイクが上手い!と言われるほど、鏡の使い方はメイクの仕上がりに大きく関わっているのです。
ベースメイクをするときは、鏡の角度は斜め45度
普段メイクをするとき、大半の女性は鏡を正面に置いていると思います。
でも、そうすると正面でしか顔を見なくなってしまうため、ファンデーションを塗る時にフェイスラインや額、こめかみなど、細かい部分に塗り残しができやすくなってしまうという落とし穴があります。
また、ファンデーションと肌の境目をしっかりと馴染ませておかなければ、顔だけが白く浮いてみえてしまい、いかにも「メイクをしている感」が際立ってしまうのです。
ファンデーションの塗り残しや塗りムラを防ぐためには、鏡を斜め45度になるように設置したり、三面鏡を使って顔の側面を確認するように工夫することが大切です。
ベースメイクが上手な女性は、正面と顔の両サイドを必ず鏡を使って確認していると言われています。
これまで正面だけ見てベースメイクをしていた方は、ぜひ斜め45度に鏡を設置してベースメイクを確認する癖をつけてみてください。
アイラインを引く時は、鏡を顔の下に置く
目元をぱっちりと見せるために、メイクでは必ずアイラインを引きますよね。
アイラインを引く時は鏡を正面ではなく顔の下に置くことで、まつげの生え際と粘膜がよく見えるようになり、ラインがまっすぐ綺麗に引けるようになります。
アイラインが苦手、あるいはいつもアイラインを太くしすぎてしまうという方は、鏡を顔の下に置いてからラインを引くようにしてみてください。
この時、ラインを引くことに集中しすぎると無意識に顎を引いてしまいがちになりますが、顎はできるだけ上げるようにした方がまつげの生え際がよく見えるので、ラインがぶれずアイラインに失敗しにくくなるはずです。
ベースメイク、アイメイクと、メイクする箇所によって鏡の位置を変えると、360度どこから見ても隙のない美しいメイクに仕上げることができます。
これまで常に鏡を正面に置いてメイクをしていたという女性は、鏡を置く位置にもこだわるようにすると、いつものメイクの仕上がりがもうワンランクアップするかもしれませんよ。