ウエストに脂肪がついてしまい、お腹のぷよぷよが気になるという女性は多いはず。
加えて、露出が多くなるサマーシーズンに向けて今から腹筋を鍛えてダイエットをしようと思い立つ方もいらっしゃるでしょう。
しかし、お腹周りの脂肪を撃退して引き締まったウエストを手に入れるためには、ただ闇雲に腹筋運動をすればいいというものでもありません。今回は女性のお腹周りを効率よく鍛えることのできる、3つの腹筋エクササイズをご紹介したいと思います。
歩きながら腹筋を鍛える!ドローインウォーキング
腹筋を鍛えるためには、まず日常生活での歩き方を見直すことが大切です。
普段から無意識に肩を丸めたままで歩いていたり、歩幅を小さくとったりしていませんか?このような歩き方は身体の姿勢を歪め、腹筋を鍛えるどころかお腹を圧迫して脂肪をつけやすくしてしまうので、「プヨ腹」を作ってしまう原因になります。
歩きながら腹筋を鍛えたいなら、背筋をまっすぐぴんと伸ばした状態で膝を曲げずに歩くこと。地面に脚をつけるときはかかとから着地させるようにすると、振動が腹筋に伝わり筋肉を一定間隔で刺激してくれます。
より腹筋を鍛えたいときは、歩いている最中にドローイングを行なうと良いでしょう。
ドローイングとは、大きく息を吸ってお腹を凹ませピンポイントで腹筋を鍛えられるというエクササイズの1種。歩きながらこのドローイングを行えば腹筋への刺激が2倍になり、きつい腹筋運動をしなくてもお腹をシェイプさせることができます。
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脚だけじゃなく腹筋にも効果があるスクワット運動
スクワット運動といえば「足腰を鍛えるための運動」というイメージが強いと思いますが、実は腹筋を鍛えるのにも役立つ便利なエクササイズなのです。
一般的に、1回のスクワットと1回の腹筋運動を比べたとき、お腹周りを鍛える効果はスクワットの方が約10倍も高いと言われています。
スクワットは上半身と下半身の筋肉を使う全身運動でもありますから、その中心に位置するお腹を鍛えるにはこれほど適している運動もありませんよね。
お腹を鍛えるためにスクワットをするときはできるだけ腰を深く落とし、太ももと床の角度が90度になるのが理想。もちろん、慣れるまでは腰を深く落とすことが難しく感じるので、徐々に身体をスクワットに慣れさせ毎日少しずつ腰を落としていくのがベターです。
スクワットはお腹周りだけでなく太ももやふくらはぎ、背中の僧帽筋など幅広い筋肉を鍛えるのに役立ちますし、筋肉量が増えていけば自然と代謝が向上して消費カロリーもアップするので、身体自体が痩せやすい体質へとシフトしてきます。
オフィスでもできるロングブレスで腹筋を鍛える
ソファに座ってテレビを見ているときや、オフィスでデスクワークをしている最中にも腹筋を鍛えることができるのが「ロングブレス」という運動。
ながら運動にもってこいなロングブレスは腹式呼吸をエクササイズ化したもので、深く息を吸い、その倍の時間をかけて息を吐き出すだけで腹筋が鍛えられるという優れものです。
強く息を吸うと、お腹が瞬間的にググッと凹みますよね。そしてゆっくりと長く息を吐き出すと、凹んだお腹が元に戻っていくのを感じると思います。
この一連の動きが腹筋を刺激し、毎日続けることによってインナーマッスルがじわじわと鍛えられていくのです。
運動が苦手な方も、毎日スキマ時間を見つけてロングブレスを試してみると、お腹周りの脂肪が消えてくびれを手に入れることができるはず。
お腹を引き締めてくびれを手に入れたいけどきつい腹筋運動をするのはちょっと苦手……という女性のみなさんでも、今回ご紹介した3つの簡単エクササイズならきっと続けられるはず。
引き締まったお腹は女性を魅力的でセクシーに見せてくれるパーツですから、サマーシーズンが到来する前に、しっかりと鍛えておきたいですね。