減量のプロであるボクサー達が実践していることで一躍話題になった「餃子ダイエット」。

餃子と聞くと、どうしても太る食べ物という印象が強いように思いますが、実際には炭水化物・たんぱく質・ビタミンをバランスよく含んだスーパーフードで、実はダイエット向きな食品なのだそう。

ボクサー達がこぞって実践する餃子ダイエットとはどんなものなのでしょうか……。

餃子は優れたダイエットフード

餃子は優れたダイエットフード

餃子1個、重さにして約20gほどの中に含まれているのは、炭水化物とたんぱく質、そしてビタミンとミネラル。

餃子の発祥の地である中国では、餃子ははるか昔から「おかず」ではなく「主食」として食べられてきました。

そのため、餃子1個でも腹持ちが良くなるように改良に改良が加わり、出来上がったのが現在の餃子。

具の中に様々な具材が練りこまれ、ご飯を食べなくても餃子だけでバランスよく栄養が摂取できるようになっているのです。

 

ダイエット中は、食事制限などでどうしても食事の量が減ってしまいがち。

食事の量が減れば、当然摂取できる栄養も減り、身体がガス欠のエネルギー不足状態に陥ることも珍しくありません。

 

しかし、餃子を食べる事で、栄養素をまんべんなく摂取することが出来るようになれば、ダイエット中でも栄養不足になるリスクをぐっと低くすることが出来ます。

 

餃子ダイエットが身体にもたらす効果とは

餃子ダイエットが身体にもたらす効果とは

餃子ダイエットのやり方は実に簡単で、毎日の夕食を餃子に置き換えるだけ。

一回の食事で食べる餃子の量は300gほどで、当然ご飯や汁物は一切口にせず、餃子だけを食べるようにします。

 

餃子の具には、代謝を向上させてくれる野菜のニラやキャベツなどがこれでもかと入っており、にんにくは血行を促進して身体を温めてくれる働きを持っているため、餃子を食べると自然と発汗し、脂肪の燃焼を手助けしてくれます。

具材は全て細かく刻まれているので、消化にも時間がかからず、胃腸などの消化器官に負担もかかりません。

餃子ダイエットを始めてから、便秘が改善したという報告もあるくらいです。

ダイエットではなく、便秘を解消するために餃子ダイエットをしてみるのも良いかもしれませんね。

 

餃子は、一度に作り置きして冷凍しておけば、あとは焼くだけで済むので調理も楽ちん。

また、カロリーを少し減らしたいときは、具に使う豚肉の半分を豆腐に置き換えるなど、自分流にアレンジして楽しめるのも嬉しいですね。

具材を変えれば毎回違った味になって飽きることもないので、楽しみながら長期間続けられるのではないでしょうか。