現代人が陥りやすい精神病である「うつ」。
ここ数年でうつ病になる人が増えた大きな原因は、運動不足だと言われています。
様々な病気は運動不足から!
2000年以降、特に20代~30代の若年層の運動不足が深刻化し、その結果肥満や糖尿病などの生活習慣病にかかる若者が増え続けています。
また、以前は高齢者によくみれらた骨粗鬆症にかかる若者も増え、ほんの少し転倒しただけで骨折してしまうなどのケースも増加傾向にあります。
運動不足によって衰えた筋肉のせいで、頻繁に足がもつれたり躓いたりするという症状は若い女性に多く、男性に比べて運動する習慣がない女性は特に運動不足の影響を受けがちになっているのが現状です。
このように怪我や病気が長く続くと精神的にも焦りが生まれ、ストレスを感じやすくなってうつ病を引き起こす一因になるのです。
うつ病を予防するには、健康を維持するのが1番!その為にも適度な運動は欠かせません。
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体を動かしストレス解消
運動自体にはうつ病のような精神疾患を軽くし、心身を健康にする効果があります。
運動をした後に、それまで感じていたストレスや不安を全く感じなくなったという経験はありませんか?
体を動かしている時には常に人間の脳が活性化されているため、抑うつ効果はもちろん不安感などのマイナス思考が持続しにくい傾向にあるのです。
軽い運動をすることで得られる適度な疲労感も、うつ病の症状を和らげてくれます。
何もする気が起きないからと寝てばかりいるよりも、体を動かしていた方が脳が活発になり、脳内物質であるセロトニンが分泌されやすくなるためです。
週に1回10分程度の運動でも大丈夫。イギリスの研究チームが行った調査では、週に1回運動をすることで、うつ病を発症するリスクが6%低下するという事も明らかになっていますので、ちょっとした時間を見つけて運動を習慣化すると良いかもしれませんね。
手っ取り早く運動するなら、準備も簡単で場所も選ばないウォーキングがおすすめ。
ウォーキングは景色を見ることが気分転換にも繋がりますし、好きな音楽を聴きながら歩くと時間が経つのもあっという間です。
室外に出る事が難しい場合は、起床後などに軽いストレッチを行なうと良いでしょう。
ストレッチもウォーキングと同じ有酸素運動の1つですから、毎日続けることによって抗うつ剤に近い効果が期待できます。
「健全なる精神は健全なる肉体に宿る」と言われるように、健康な体を保つことは最も効果的なうつ病対策の1つです。
ぜひ、日頃から運動をする習慣を身につけておきましょう!