通勤通学に電車やバスを使っている人は多いですが、実はこのような通勤時間はダイエットのエクササイズを行なうのに向いています。
立っている状態で出来るエクササイズとして最も簡単なのは、つま先立ちをすること。
つま先立ちをするとふくらはぎに適度な負荷がかかるため、短時間であっても毎日続ける事によってふくらはぎが徐々に引き締まります。
足の筋肉をつけ引き締めよう
ふくらはぎに筋肉がつけば足の代謝が良くなるので、俗に言う筋肉太りからくる足の太さを改善する事ができたり、血液がよく流れるようになるので、長時間椅子に座っている時に起こりやすい足のむくみを抑えることも可能になります。
このつま先立ちエクササイズを行なう時は、ゆっくりとしたペースでかかとを上げ下げする運動もプラスすればより引き締め効果が高まります。
立ったままでかかとを上げ下げする時に意識することは、立ち方と呼吸の2つです。
立つ時はつま先をやや外側に向けた状態で肩幅と同じくらい足を開いて立ち、息を吸い込む時にはかかとを上げ、5秒ほどその状態をキープしたら、ゆっくりと息を吐きながらかかとを下ろしていきます。
かかとは出来るだけ高く上げるようにするとふくらはぎの筋肉が伸びて、より引き締めに効果を発揮しますが、つり皮などを持っている場合は、つり皮に体重がかかってしまわないように気をつけ、あくまでも足に体重がかかっていることを確認しながら運動を行なうことが大事です。
電車内でも二の腕を鍛える事ができる!
二の腕を鍛えたいときには、つり革を上手く活用すると良いでしょう。
立っている状態でつり革を持っているとき、自ら意識してつり革を下に引っ張るように力を入れて持つと、二の腕に適度な負荷がかかかるため筋トレと同様の引き締め効果があります。
立っている状態で行うことの出来るエクササイズの他に、座っている状態で出来るエクササイズもあります。
座席に座っているときは太ももを引き締めるのにうってつけ。まず、座席の背もたれにお尻をぴったりとくっつけた状態にして、両膝もしっかりと閉じておきます。
この両膝を、内側に押し合うように徐々に力をいれていくと、太ももの内側に力が入るのを感じることが出来ると思います。
太ももを触ってみて内側が固くなっていればきちんと負荷がかかっている証拠。太ももの内側を鍛えると、O脚や骨盤の歪みの改善につながり姿勢も良くなります。
また、太ももの全体にも適度な筋肉がつくので、ほっそりとしなやかな足になることができますよ。
通勤や通学のほんの数十分をこのようなエクササイズに費やせば、わざわざ激しい運動をしなくても運動不足に陥ることもありません。
スキマ時間を上手に活用して、ダイエットに役立ててみてはいかがでしょうか。