就職活動を始める女性にとって、第一印象で好感を持ってもらうための「就活メイク」は、その後の人生を左右するといっても過言ではないほど重要なもの。

就活メイクのポイントはなんといっても、清潔感と顔の印象を華やかにするために明るさを演出することです。こうしたメイクは就活シーズンだけでなく、その後も会議やフォーマルなシーンで利用できるため、しっかりと基本をマスターしておくと後々便利ですよね。

今回は第一印象を良くし、好感を持ってもらうことのできる「就活メイク」のテクニックをご紹介します。

ベースメイクは素肌感を残しつつナチュラルに

ベースメイクは素肌感を残しつつナチュラルに

就活メイクではベースメイクは「ナチュラル」が基本。ニキビの跡やシミを隠すためにファンデーションを厚塗りしたり、フェイスパウダーをのせて粉っぽくしてしまうのはご法度です。

ナチュラルなベースメイクを仕上げるコツは、下地やファンデーションを塗る前にしっかりと肌を保湿しておくこと。

洗顔後に化粧水、乳液で水分を閉じ込めた後に下地をポンポンと肌に叩きこむようにして塗り、その上からリキッドファンデーションを重ねてメイク崩れを防ぐ為に上から軽くティッシュをあて、余計な油分をオフしておきましょう。

その後、素肌をなめらかに見せるためにフェイスパウダーをのせれば、素肌っぽさを残したナチュラルなべ-スメイクの完成です。

 

アイメイクはブラウンで統一し、シックにまとめる

アイメイクはブラウンで統一し、シックにまとめる
引用:weheartit.com

アイメイクを行なうときはアイシャドウをヌーディーなブラウン系のカラーで統一し、派手になりすぎないようにすることが大切です。

また、アイラインも極力細くしできるだけ自然な目元になるように気をつけてください。もちろん、マスカラも塗りすぎは注意。

就活のセミナーなどでは就活メイクをするときはあえてマスカラを塗らないよう指導しているケースもあり、現在はマスカラを塗らない女性も増えているといいます。

まつ毛がしっかりと生えている女性で、マスカラを塗るとケバケバしくなってしまう場合はマスカラを塗らずアイシャドとアイラインだけで済ませてしまっても良いでしょう。

 

チークはピンク選び、薄く入れて血色をよく見せる

チークはピンク選び、薄く入れて血色をよく見せる
引用:weheartit.com

チークは顔の印象を和らげ、同時に華やかさをプラスしてくれる大切なポイントメイクです。派手にならないようにカラーは上品なピンクやコーラルを選び、ブラシにとったら手の甲でよく粉を落としてから頬に塗っていくようにしてください。

チークを入れるのは頬骨の1番高い部分。並行や斜めに入れると顔の印象がシャープになってしまいますので、ブラシを使い円を描くようにするのがポイントです。

リップはしっかりと輪郭を描いてから、マットに仕上げる

リップはしっかりと輪郭を描いてから、マットに仕上げる

就活では、面接の際に口元を見られることが多いのでリップメイクも手を抜かずにしっかりと行なっておきましょう。

普段はリップやグロスを塗るだけという方も、就活の際はしっかりとペンシルでリップの輪郭を塗り、チークとほぼ同色のリップで唇の縦ジワを消すように塗ってきます。

リップペンシルで輪郭を書いておくと口元が引き締まってみえるため、相手にしっかりした印象を与え面接時にも有利に働くことが多いと言われています。

 

また、リップペンシルを使わずにメイクをすると口元の印象がぼやけて顔色が悪くみえたり顔全体の印象までがぼやけて見えてしまうことがあるので注意しましょう。

就活メイクでのリップメイクは、グロスを使用せずにマットな仕上がりにするのが無難です。

 

就活メイクは、いわばベーシックメイクの基本中の基本でもあります。

派手になりすぎないように、ということばかり意識してメイクをすると逆に顔の印象が地味になったり、暗くみえて第一印象を損ねてしまい就活に不利になることも十分に考えられますので、適度に華やかさを取り入れくださいね。

就活メイクはあくまでも「最小限のメイクで顔の印象を引き立たせる」のが目的ということを意識し、しっかりと基本のメイクをマスターしておきましょう。