男性だけでなく、最近は女性にも愛用者の多い帽子。去年は中折れハットが流行しましたが、今年は中折れハットよりもカジュアルでバリエーションも多いキャップが大流行中!
キャップはカジュアル、あるいはストリート系のファッションに合わせるものだと思われがちですが、実はきれいめファッションや今年の一大トレンドであるフェミニンスタイルにもマッチする万能なアイテムだってご存知ですか?
そんなキャップをおしゃれにみせるファッションコーディネートのコツをご紹介します。
今年はちょいユルな「キャップ女子」がブームに!
おしゃれ上級者がみんなかぶっているといっても過言ではないアイテム、それがハットです。ハットも年々トレンドが移り変わり、女優帽やつば広ハット、中折ハットなどこれまでさまざまなアイテムが流行してきました。
そんな中、今年は若い女子を中心にキャップを愛用する方が増え雑誌などでは「キャップ女子」という特集が組まれるなど、キャップに大きな注目が集まっているのです。
アクティブな女性におすすめなキャップ×スポーティー
キャップをカジュアルさのあるアイテムと組み合わせて作る「スポーティーコーデ」は海外のセレブや日本のモデルにも人気が高いスタイルです。
スウェットやダメージジーンズなどで全身を「ちょいユル」にきめたら、その仕上げにキャップを被るだけという手軽さも人気の理由です。
スポーティースタイルに似合うキャップは、くったりとしたデニム素材のものやスポーツブランドのロゴをあしらったデザインなど。
今年はトップスとボトムスを柄もので揃えるタッキーコーデも流行していますが、こうしたコーデは落ち着きのあるデニムキャップを合わせるとよく映えます。デニムは明るめカラーを選んでおくと、タッキーコーデのインパクトを邪魔せず程よいおしゃれ感になります。
また、上下ともにシンプルなスウェットアイテムでまとめたなら、インパクト大のスポーツロゴキャップを被ると地味になりすぎないスタイルになります。
このときキャップのつばをあえて斜めにし、抜け感を作ってあげるのがおしゃれに見えるポイントです。
よりキュートさを強調したいなら、キャップを後ろ向きにかぶってみてもOK。ただし野暮ったく見えないよう深くかぶるのではなくそっと頭にのせるようにし、前髪やサイドの髪の毛を少し出してルーズ感を大切にしましょう。
シンプルスタイルにはモノトーンキャップで統一感を
ミニマルですっきりしたシンプルスタイルは、大人女子に人気のスタイル。こうしたコーディネートに合わせるなら白や黒、ネイビーやグレーといったあっさりしたカラーのデザインを選ぶと良いでしょう。
今年も昨年に引き続きワントーンコーデが人気ですから、トップスとボトムスだけでなくキャップも同色で合わせて全身のカラーを揃えてみるのも良いですね。
今季はキャップをシンプルスタイルの外しアイテムとして使うテクニックも人気です。
たとえば、白いシャツとセンタープレスパンツの組み合わせにあえてカジュアルなキャップを合わせたり、セットアップスーツにキャップを合わせてみるといったスタイルがこれに該当します。
こうした外しテクを使うといつものコーディネートが一気に垢抜け、おしゃれ度がぐっとアップしますよ。
キャップを買い足すならトレンドカラーのピンク
今年のトレンドカラーと言われているピンク。でも洋服でピンクを取り入れるとちょっと派手になりすぎるかも……と思う女性のみなさんは、キュートなピンクカラーのキャップを身につけてみるのがおすすめです。
キャップは正面から見える面積が少ないため、ピンクのように鮮やかなカラーを選んでも派手になりません。
また、ピンクといっても原色に近いトーンではなく、白っぽいパステルピンクや落ち着いたダークピンクを選ぶと、色の持つインパクトにコーディネートが負けず上手くまとまります。
ピンクカラーのキャップを選ぶときは、自分の髪色を参考にしてカラーを選ぶするのがベスト。
たとえば黒髪やダークブラウンのような暗めカラーならパステルカラーのようなトーンが似合いますし、一方で髪色が明るい女性は、落ち着いたピンクを選んだ方が髪色とキャップがチグハグになりません。
ピンクのキャップを購入する際は、必ず実際にかぶってみて髪とキャップのカラーバランスを確認するようにしてくださいね。気に入った色でも髪色によっては似合わないこともあるので、試着せずに購入するのはリスキーであまりおすすめできません。
今年流行間違いなしのキャップコーデのコツを紹介しましたがいかがでしたか?
キャップは合わせるアイテムとの相性や髪色などの要素によって見え方が違ってくるため、コーディネートする際にもちょっとしたコツを押さえておくと上手く使いこなすことができます。
これまではキャップが似合わないと敬遠していた女性も、今年はしっかりとキャップコーデのコツをマスターして、毎日のファッションにキャップを取り入れてみましょう。