日本人女性の平均身長は約157センチ。この高さを下回っている場合は一般的に「身長が低い」となるわけですが、低身長の女性はバランスの取りにくさから洋服選びにとっても苦労しています。

自分の体型に合うサイズがなかったり、ボトムの丈の長さを調整しなければいけないのは本当に大変。そんな低身長女子のファッションのポイントはどこにあるのでしょうか。

低身長の人は柄物アイテムに注意!

低身長の人は柄物アイテムに注意!
出典:weheartit.com

低身長の場合は柄物アイテムの選び方に気を付けなければいけません。

女性らしく華やかに見える花柄、キュートさを演出してくれるドット柄、そして可愛くもかっこよくもなるチェック柄などたくさんありますが、柄物アイテムを選ぶときに気をつけることは「大柄ではなく細かい柄」を選ぶことです。

大きな柄は小柄なものに比べてインパクトが強く、身長が低いとその柄のインパクトに負けてしまいます。

また、インパクトだけでなくボリュームが出やすいのも大きな柄のファッションアイテムの特徴。

高身長であればこのような大柄アイテムは重くなり過ぎずにまとまりますが、低身長女子にはやや重すぎに見える傾向があります。

 

ルーズなシルエットを持つアイテムも、背を低く見せてしまう効果があるので避けた方が無難です。

特にトップスとボトムの両方をルーズにしてしまうと、一気にメリハリのないシルエットになり足を短く見せてしまうと言われています。

サイズ感は低身長をカバーするためには重要なポイント。丈の長いトップスはベルトで調整したりパンツ丈はロールアップするなどして、鏡でコーディネートを確認しながら少しでも全身がもたつかないように意識することで、印象がかなり違ってきます。

 

低身長をカバーする適度な肌見せ、シンプルなコーディネート

 低身長をカバーする適度な肌見せ、シンプルなコーディネート

低身長をカバーするには適度な肌見せも効果的です。しかし、肌見せといっても胸元を大きく開けたり、背中が開いている洋服を着るという事ではありません。

あくまでも見せるのは手首や足首のような全身の中で「細いパーツ」のみ。このような細いパーツを見せることで、コーディネートのバランスが取りやすくなり、同時に体型をスリムに見せることもできます。

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配色を工夫して身長を高く見せるのであれば、色をたくさん使わないシンプルなコーディネートがおすすめです。

身長が低いことで子供っぽく見られがちな低身長女子は、カラフルすぎるファッションはゴチャゴチャしてしまうのでまとまりがなくなり、子供っぽさをより強調してしまいます。

黒や白のようなモノトーンカラーや、グレーやネイビーのような寒色系のアイテムを選ぶことで、大人っぽさをプラスして可愛らしさを抑えることが出来ます。

 

身長が低いということをコンプレックスに感じている女性も多いと思いますが、ファッションで身長をカバーすることは十分に可能です。

色々なファッションを試して、自分が最も美しく見えるファッションバランスを見つけてみてくださいね。