女性のおしゃれに我慢はつきもの。しかし、その我慢が身体に深刻な影響を与えてしまうことも珍しくありません。
冬場に丈の短いパンツやスカート履く事で身体が冷えやすくなったり、サイズが合わないヒールを履き続けると外反母趾の原因になるなど、無理なファッションが引き起こす症状はさまざま。
そんな中、最近問題になっているのがファッションが原因で発症する腰痛です。
無理なファッションで腰痛に
腰痛になる大きな原因は体の冷えだと言われているように、おしゃれを優先するあまり薄着を繰り返していると、血流の流れが悪くなり肩こりや腰痛を引き起こすことが分かっています。
また、それだけではなく自分の体型似合わない洋服を着続けて体を締め付けると、血流の流れが滞ってこのような症状をさらに悪化させてしまうのです。
スタイルが良く見えるため、女性に人気のスキニーパンツは、ウエストや太ももにフィットするので足全体を締め上げてしまいます。
このような状態で長時間歩くと、足の筋肉や神経に負荷がかかり冷え症を促進してしまうことがあります。
普段、歩行中は足から伝わる衝撃を関節の筋肉が吸収するため、足には必要最小限の負荷しかかからないのですが、スキニーパンツのような洋服を着た状態では関節の動きが鈍くなり、圧迫された状態では動かせる関節にも制限がかかってしまうため、足の負担を和らげるためにより関節に大きな負担がかかってしまい、この負担は腰にも伝わると言われています。
また、膝を曲げにくいタイトスカートも、膝の代わり腰を曲げることが多くなるので腰にかける負担が大きいアイテムですね。
足の関節や神経を圧迫しつづけると、足全体にしびれを感じることもあるようです。
しびれなどの症状放置すると、重度の腰痛やヘルニアにかかるリスクも格段に跳ね上がりますので、少しでも違和感を感じたら、放置をせずにすぐに病院へ行くことが重要です。
洋服だけじゃなく下着にも気をつけよう
洋服だけでなく、下着による締め付けも気を付けておかなければなりません。
バストサイズが合っていない下着をつけていると、背骨に負担がかかって、背骨のゆがみや姿勢の悪化を招いてしまいます。
コルセットなどの補正下着を頻繁に着用するのもリスクが高く、背中の筋肉の衰えさせ上半身の重みを全て腰に任せきりになるので注意が必要です。
他にも、女性は高すぎるヒールを長時間履き続けると腰の骨が前傾してしまう傾向にあるため、オフィスの中では室内履きに履き替えたり、普段はローヒールの靴を履く習慣を身に着けるなどして対応すると腰痛になるリスクを少しでも抑えることが出来ます。
一度腰痛になると、辛い日常生活を送ることになってしまいます。
おしゃれも大切ですが、自分の身体に合ったアイテム選びで腰に負担をかけないよう気を付けましょう。
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