デスクワークやタブレット、スマホの普及で若い世代から中高年に渡って肩こりや姿勢の悪さが問題になっています。

女性は特に首が細く、長時間前傾姿勢でいると首の付け根や肩に負担がかかり、血流の流れが滞るため肩がこりやすくなります。

ダイエットのためには様々なエクササイズがありますが、肩こりがひどい時には痛みが気になって運動する余裕なんてないですよね。

もし、肩こりが緩和できて、さらに痩せ体質にもなれる一石二鳥なストレッチがあったら試してみたいと思いませんか?

座ったままできるので仕事や勉強の合間、家事の合間の短い休憩時間に少し取り入れるだけでも効果がありますよ。

固まった肩甲骨をほぐすとカラダは燃焼モードに変わる

固まった肩甲骨をほぐすとカラダは燃焼モードに変わる

肩甲骨の周りには「褐色脂肪(かっしょくしぼう)」という細胞が数多くあります。

この細胞は元々は体温調節のためのもので、冷えを感じると体温を上げるために、脂肪を燃焼させる役割を担っているのです。

肩甲骨周りを常に柔らかい状態に保っていると、血流の滞りがなくなり肩こりが緩和され、褐色脂肪細胞も活性化しやすくなります。

脂肪の燃焼と肩こり解消の効果を最大限に発揮するために、肩甲骨のこりを解消する事が重要です。

 

身近なもので毎日簡単にできる肩甲骨のストレッチ

身近なもので毎日簡単にできる肩甲骨のストレッチ

肩甲骨のストレッチは簡単です。両腕を後ろに回し、右手で左肘を左手で右肘を掴むだけのストレッチなので、思いたったらいつでもできますね。

他にもタオルを使ったストレッチもあります。

タオルの両端を持って上にあげ、肘を曲げていいので、そのままタオルを頭の後ろに持ってきます。バーベル上げをイメージしながら、気持ち良いところまで繰り返してください。

肩甲骨が中心に寄せられ胸が大きく開くので、バストアップや猫背改善にも効果があります。

 

枕やクッションを使えば重量があるので、肩甲骨周りだけでなく二の腕の引き締めにもなります。

枕を真っ直ぐ伸ばした腕の両手首で挟み、肩の位置まで引き上げてそのままの状態で腕が耳の横にくるまでさらに引き上げます。

その姿勢をキツくない程度に2、30秒ほどキープできると良いです。

ここで無理してしまうと、また別の場所に負担がかかってしまうので、あくまでストレッチということを念頭に置いてくださいね。

 

良い姿勢のイメージを自分の中で掴みづらい場合でも、肩甲骨のストレッチを続けていくことで、背中の筋肉が鍛えられ良い姿勢に近づきます。

肩こりや猫背を解消し、痩せ体質を目指しながらの「ながら感覚」で楽しくストレッチを習慣化していきましょう。