女性は男性に比べて腹筋が弱いため、気を抜くと下腹がぽっこりと出てしまう洋なし体型になってしまいがち。

こうしたぽっこり下腹は冬場は洋服の下に隠れて気になりませんが、春から夏にかけて露出が増える季節になると一気に気になり出し、なんとかしたい!と焦る女性も多いはず。

今回はそんなぽっこり下腹の解消法を4つご紹介します。露出の多い季節に向けて、今からぽっこり下腹対策を始めましょう!

レッグレイズエクササイズで腹筋を強化

レッグレイズエクササイズで腹筋を強化

下腹がぽっこり出てしまう原因の1つが腹筋の衰えです。

筋肉は日常的に運動を行い定期的に刺激を与えれば筋肉量が増えていきますが、運動をせず腹筋を使う習慣がなければ衰える一方。腹筋が衰えてしまうと代わりに内臓を守ろうとして脂肪がつきやすくなるため、この脂肪が蓄積されていくとやがて下腹がぽっこりと出てしまうのです。

 

こうした筋肉の衰えが原因のぽっこり下腹を解消するには、レッグレイズエクササイズがおすすめです。

レッグレイズとは、いわゆる「足上げ運動」のこと。仰向けに寝たまま行なうことができるのが特徴のレッグレイズは、腹筋運動はキツくて苦手だという女性でも続けやすく人気のエクササイズです。

レッグレイズエクササイズは、まず床にヨガマットなどを敷きその上に身体を仰向けにして寝転がります。その状態のまま膝を床と直角になるように曲げ、ゆっくりと膝を胸につけるように太ももを引き上げていきます。

この時、できるだけ息を長く吸い同じ時間をかけて吐くようにすると、腹筋にスムーズに刺激が伝わるためより効果的です。

 

引き上げたヒザが胸についたら5〜10秒そのままの姿勢をキープし、またゆっくりと足を降ろしていきます。

この動きを1セットにして、起床してすぐと就寝前に1日2回行なってみてください。個人差はありますが1ヶ月〜2ヶ月ほどで、ぽっこり下腹が改善するはずです。

 

猫背を矯正してぽっこり下腹を解消!

猫背を矯正してぽっこり下腹を解消!

ぽっこり下腹の原因である脂肪は、普段猫背になっている人ほどつきやすいと言われます。

長時間前傾姿勢になっていると腹筋が全く使われないため筋肉が衰え、その変わりに脂肪が増えて下腹が出てしまうのですね。

 

猫背が引き起こすぽっこり下腹は、まず猫背を改善しないことには根本的な解決にはなりません。

そんな人に試して欲しいのが、猫背矯正ストレッチ。猫背矯正ストレッチはとても簡単で、まず両手を後ろで組みそのまま上半身を前に倒して5〜10秒その姿勢をキープするだけの簡単なストレッチです。

上半身はできるだけ深く前に倒しつつ、後ろで組んだ腕を目一杯伸ばすようにすると背中や腰周辺の筋肉をスムーズに鍛えることができます。

この猫背矯正ストレッチはちょっとしたスキマ時間に行なうことができるので、自宅で家事の合間、職場での休憩時間に行なう習慣を取り入れば、猫背を改善して下腹の脂肪解消にも繋がります。

 

弱った腹筋を強化する自転車通勤

弱った腹筋を強化する自転車通勤

ぽっこりと出た下腹をどうにかしたくてもエクササイズが続かない!とお嘆きの女性におすすめなのが、毎日の通勤に自転車を利用することです。

サイクリングは全身の筋肉を使ってできる有酸素運動の1つ。しかも乗り方次第では重点的に腹筋を鍛えることができるのです。

 

自転車で腹筋を鍛えるためのポイントは3つ。1つめはできるだけ重いギアで乗ること、2つめは前傾姿勢にならず背筋をぴんと伸ばした状態で乗ること、3つ目はサドルを高くすることです。

自転車は通常、平坦な道と坂道などを登るときに切り替える専用のギアが装備されていますが、腹筋を鍛えたいときはあえてギアを切り替えない方が良いのです。ギアを常に重めにしておくとサドルを強く踏み込む必要があるため、脚から腰周辺の筋肉を頻繁に使うことになります。

さらに、この時背筋をぴんと立てておくと脚から腰、腹筋へ負荷がスムーズに伝わるため、短時間でも効率よく腹筋を鍛えることができますよ。

 

血行促進!ウエストひねりでぽっこり下腹を撃退

血行促進!ウエストひねりでぽっこり下腹を撃退

下腹に脂肪がつきやすい女性は、冷え性で血行不良であるケースも多いと言われます。

特に、腹部や腰にかけて筋肉が凝り血行不良がちになっていると脂肪がつきやすくなり、すぐにお腹がぽっこりと出てしまうため、血行を改善して筋肉の凝りをほぐすことがぽっこり下腹の解消にも役立ちます。

 

腹部〜腰にかけての血行促進におすすめなのが、この周辺の筋肉を使うウエストひねりストレッチ。

このストレッチは特別な道具も必要なく、立ったまま行なうことができるとても手軽なストレッチです。

やり方はとっても簡単で、足を肩幅に開いてから左右にウエストをひねるだけです。ウエストをひねる際、遠心力を使うと筋肉に負荷が伝わらず効果が半減してしまうので、手は振らずに胸の前に固定しておくのがポイント。

このウエストひねりエクササイズを行っていくと腰回りの筋肉の凝りがほぐれて血行不良が改善するため脂肪が燃焼されやすくなり、ぽっこりと出ていたお腹を引っ込めることができますよ。

 

下腹がぽっこり出ていると横から見た時にスタイルが悪く見え、外見にも悪影響が出てしまいます。そのため出来れば普段から腹筋を鍛え、ウエスト周辺の血行を改善していくなどして脂肪のつきにくい身体をキープしておくことが大切。

ぜひ今回ご紹介したエクササイズを日常生活の中に取り入れ、ぽっこり下腹を撃退してみてくださいね。