ほうれい線など口元のシワやたるみで悩んでいる方は少なくありません。

口元のシワの原因は3つあります。シワができる原因と、どうすれば解消できるのかを紹介します。

細かいシワの原因は乾燥

細かいシワの原因は乾燥

口元に細かなシワができているようであれば乾燥が原因です。肌が乾燥すると皮膚表面にシワができやすくなります。

小ジワだからと安心して放置していると、真皮層にまで達して大ジワになってしまいます。

大ジワは消すのがなかなか難しいので、小ジワの段階でケアをしておけば深く刻まれた大ジワになること防げます。

 

乾燥ジワを解消するには保湿ケアです。シワ対策の化粧品を使う前に保湿をして肌をふっくらさせましょう。

保湿成分にはヒアルロン酸、セラミド、コラーゲンなどがあり、ヒアルロン酸は1gで6Lの水分を抱え込む力があります。

セラミドは肌の水分保持力の大部分をになる細胞間脂質を構成する成分です。コラーゲンは肌の弾力を回復させるイメージがありますが、化粧品で与えた場合は保湿作用を発揮します。

関連:アンチエイジングの基本は保湿!乾燥肌の人は「セラミド」「ヒアルロン酸」を含む化粧水を使おう!

 

化粧品を使う順番は、化粧水・美容液・乳液・クリームです。

化粧水はキメを整えたり、次に使う化粧品の浸透をよくします。美容液で美容成分を与えて、最後に乳液やクリームで与えた潤いを閉じ込めましょう。

 

笑ったときに目立つ表情ジワの原因

笑った時の表情シワの原因

口を動かしたとき、笑ったときにシワが目立つようであれば表情ジワです。口元はよく動かすので、皮膚が形状記憶のようにその形を覚えてしまうのです。

表情ジワは真皮層にまで達してしまうことがありますので、皮膚を伸ばして美容液を奥まで入れるようなイメージでケアをしましょう。保湿性や肌の弾力を回復させる美容液がおすすめです。

 

食事でコラーゲン合成を促すことでシワを解消できる可能性もあります。

コラーゲンはタンパク質、鉄分、ビタミンCから合成されます。これらを意識して摂ると、表情ジワが目立ちにくくなる可能性があります。

 

表情筋が衰える事によってできるシワ

表情筋が衰える事によってできるシワ

筋肉は使わないとすぐに減少します。あまり笑わない、人と話す機会が少ない、柔らかいものばかり食べている方は、表情筋が衰えている可能性があります。

筋肉はその上にのっている皮膚を支えています。表情筋が低下すると皮膚を支えきれず、たるみやシワになります。

 

表情筋は簡単なエクササイズで強化できます。「あ・い・う・え・お」と口を大きく開けながら何度か動かすと、口の周りの筋肉を鍛える事が出来ます。声は出さなくても効果はあります。

他にも割りばしを口にはさみ、その状態で口角を上げます。口角の上げ下げを10回程度行ってみましょう。

やり過ぎると逆に顔が疲れてシワになるので、やり過ぎには注意が必要です。

 

日頃のスキンケアの仕方で、しわやたるみの対策をする事が出来ます。しっかりとケアをして張りのある肌を保ちましょう。