美容面だけでなく健康維持の観点からも体重のコントロールは重要視されており、ダイエットに取り組んでいる人は増加傾向となっております。
しかし、無理なダイエットに取り組んでしまうと、効果を得ることができないどころか精神的にも追い詰められてしまい、最終的にはリバウンド状態となって体重が増加してしまうことも少なくないです。
そこで成功する可能性が高いダイエットを紹介しますが、このダイエットを考える上で重要とされているのは「運動習慣」と「食事習慣」を見直すことにあります。
ウォーキングは簡単に行えて効果絶大なダイエット
まず運動習慣に関してなのですが、一番取り組みやすく効果的な運動の代表格は「ウォーキング」です。正しい方法で行えば確実に効果を実感することができます。
このウォーキング運動によって効果が表れるメカニズムは、有酸素運動を手軽に行うことができ、血液中の糖質燃焼効果がすぐに得られることです。
特に朝食前にウォーキングをすると血中の糖分が少ないため、すぐに体内脂肪の消費につながって効果的であると考えられています。
しかし、ウォーキングダイエット法には注意しておかなければならない点がいくつかあります。
まず、心拍数の管理をしっかりと行って有酸素運動状態になっているかを確認しながら行うようにしなければ、短期間での効果を得ることが難しいとされております。
そのために心拍計を身に付けて少々早足で歩くように心がける必要があるのですが、心拍数に関しては個人差もありますので、自分の最大心拍数や平均心拍数などを把握しておくと取り組みやすいことになります。
理想的には1日1時間かけて1万歩程度ウォーキングすることができれば、短期間にかなりの効果を得ることができると考えられています。
追記
最近の研究では1時間ウォーキングするのと、10分のウォーキングを6回に分けてウォーキングする時のカロリー消費量は同じという事がわかりました。
1時間みっちりウォーキングが出来ない方は数回に分けてウォーキングをしましょう。
糖質コントロールをしてダイエット
運動と同時に、食事面におけるダイエット方法を合わせればより効果的となります。特に推奨される方法としては「糖質コントロールダイエット法」です。
このダイエット方法は糖質の摂取量を制限することにより、血中の余剰糖分が中性脂肪に変換されてしまうのを抑制する方法です。
ただし、このダイエット方法に取り組む場合の注意点としましては、決して糖質の摂取量を0にしてしまわないことです。
脳への栄養源が糖質なので、糖質摂取を0にすると極度の低血糖状態に陥ってしまい、強いめまいや意識障害を起こしてしまう可能性があります。
1食あたり100g程度の糖質摂取を目安に取り組むと身体に影響も無く続ける事が出来ます。
主食がご飯で糖質を摂りすぎてしまうという方は、たべるお米の量を減らしてみましょう。