幼いころから水泳などのスポーツを行なっていると、成長期の過程でいかり肩になってしまう事があります。

いかり肩とは、肩の力を抜いた自然な状態が水平になっているいわゆる「普通の肩」と比べて、やや斜め上に肩が張り出している状態のこと。

いかり肩の人は肩に装飾のあるトップスなどを選ぶと、より肩幅を強調して上半身が大きく見えてしまうのが難点。

そんなNGファッションをしっかりと知る事で、いかり肩を上手く活かしたおしゃれを楽しむことができます。

服装でいかり肩をごまかす

服装でいかり方をごまかす

いかり肩の人は、とにかく洋服でいかに肩のシルエットをごまかせるかが重要。

肩が大きく見えるタートルネックや襟の詰まった服はもちろんNGです。

この他にも、パフスリーブやフレンチスリーブといった、袖が短く肩から二の腕を強調するデザインも避けた方が無難です。

アウターに関しては肩パットが入っているものなんてもっての外!

しっかりした厚手の生地を使用したアウターは余計にゴツさを際立たせてしまうので、出来れば薄手のアウターを選びたいところです。

 

ボトムは細身のシルエットのものやタイトスカートなど、身体のラインが出るものを着ると、トップスとの組み合わせ次第では男性のような逆三角形になってしまう危険性があります。

ボトムは横幅のあるルーズなワイドパンツや、裾が広がるAラインスカートなど選ぶと良いでしょう。

 

いかり肩というコンプレックスを長所に変える

いかり肩というコンプレックスを長所に変える

海外のスーパーモデルを見てみると、いかり肩の方も多く活躍しています。

世界ではいかり肩と言えば、モードなファッションを着こなせる恵まれたスタイルという認識なため、ガーリー系やフェミニン系のように可愛らしい雰囲気のファッションよりは、マニッシュやモード系といったハンサムな雰囲気のファッションの方が、いかり肩の女性には上手くマッチすることが多いと言われます。

 

マニッシュやモード系のファッションでも使えるアイテムで、尚且ついかり肩をカバーできるアイテムは沢山あります。

そのうちの1つである、シンプルな白TシャツやVネックのカットソーなどは、とにかく襟ぐりが大きく開いているものを選ぶことが重要です。

そして、半袖を選ぶよりは長そでを腕まくりしたり、七分袖を選んだ方が遥かに肩が目立ちません。

上半身をすっぽりと隠してしまうドルマリンスリーブやドロップショルダーも肩をカバーするのに向いています。

 

コンプレックスは誰にでもあるものですが、ファッションはそのコンプレックスを長所に変える力も持っています。

いかり肩が嫌い!と卑屈にならずに、女性に生まれたからにはそのコンプレックスを最大限に活かしてファッションを楽しみましょう。