洗顔したのに肌のカサつきやゴワつきが気になる、化粧水の浸透がイマイチという時は「うっかり洗顔」になっている可能性があります。
洗顔は毎日するものですから、どうしても習慣化したり自己流になってきて、しっかりと洗えていないことがあります。
自分ではしっかり洗顔しているつもりなので、その点の判断はしづらいですよね。
洗顔後の肌の手触りが先ほどのように、カサつくなど気になる悩みが出てきたら、しっかり洗えていないサインです。
洗顔は汚れを落とすだけでなく、次のスキンケアを浸透させるための大事な役割があります。
基本の洗顔法を見直せば、くすみ、ゴワつき、カサついてしまった肌を根本から修復することができます。
肌に優しいモコモコ泡
洗顔で最も大切なのが泡です。肌に優しい泡のメリットとモコモコ泡の作り方を紹介します。
泡くらい立てて洗っていると言われるかもしれませんが、「泡の質」に焦点をあててみましょう。
肌に優しい泡とは、タップリの泡がしっかりと立っていて、キメが細かく弾力のある泡です。
この条件が満たされた泡は肌の摩擦を防ぐとともに、転がすだけで汚れが落ち、すすぎやすく肌に残らないという性質をもちます。
泡立てネットを使用するのもありですが、やはり泡立ての仕上げは手指の繊細な動きで、キメを細かくするのが望ましいです。
洗顔フォームを出したら、手のひらに伸ばし温めてからつくり始めましょう。
一度に完璧な泡をつくろうとせずに、少しずつお湯または水を足していきながら、空気を含ませるように泡立てます。
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モコモコ泡の洗顔法
ここからはモコモコ泡で洗う洗顔法です。
まず、顔の表面の汚れを水でサッと流しますが、これは濡れていた方が泡が潰れにくくなるという効果もあります。
手を逆さまにしても落ちないくらいの泡をつくった後、顔全体に泡を広げ内側から円を描くように、泡のクッションを感じながら優しく洗います。
シャワーのお湯ですすぐ場合は、温度を低めにして水圧をかけすぎないのがポイントです。
フェイスラインや生え際のすすぎ残しがないよう気をつけます。
最後はタオルでなるべく摩擦がかからないよう、ポンポンと水気を拭きとって終わりです。
洗顔時の泡の重要性を再確認すると、その後のスキンケアの効果も底上げされます。
肌から何かしらのSOSを受け取ったら、まずは最近うっかり洗顔になっていないかな?と振り返ってみると良いかもしれません。
忙しい時は泡立てネットに頼る、時間に余裕がある時はゆっくり丁寧に泡を作って洗顔をするなど、ライフスタイルに合った洗顔をしましょう。