まつ毛のボリュームをアップさせて目を大きくしてくれる便利なつけまつげですが、実際にチャレンジしてみると上手く付けられなかったり、すぐに取れてしまったりと中々上手くいかないことがあります。

実はつけまつげを上手に装着するには、ちょっとしたコツがあるのです。そのコツさえ覚えておけば、つけまつげビギナーの女性でも思い通りの目元が作れるようになりますよ。

まずは基本的なつけまつげの付け方をマスターしておきましょう。

つけまつげを綺麗に付けるための下準備

つけまつげを綺麗に付けるための下準備
引用:weheartit.com

つけまつげは今やドラッグストアや雑貨店で手軽に購入できるようになりました。市販されているつけまつげはケースに入った状態で店頭に並んでいますが、アイメイクをするときいきなりケースから出してそのまま目に装着しようとするのはNG。

というのも、ケースから出したばかりのつけまつげは毛を支えている芯が固く、そのまま目に装着してもカーブが作れずぴったりとくっついてくれません。

 

つけまつげはまずケースから取り出したら、指で芯をほぐし柔らかくしておくのがベストです。

ただし、毛が抜けないように芯の両端を持って上下に曲げ、毛そのものにはなるべく触れないようにしてください。

ナチュラルタイプのつけまつげであれば多少触っても問題ありませんが、毛が交差しているクロスタイプのつけまつげであれば不用意に毛に触れることで毛束が乱れ、仕上がりが汚くなってしまうのでくれぐれも注意しましょう。

 

芯が柔らかくなったら次につけまつげをカットして長さを調節します。これは長すぎるつけまつげをそのまま目に付けてしまうと、目からはみ出してしまい見た目が不自然になってしまうためです。

つけまつげをカットするときは、自まつ毛の上に乗せてから両端の余分な部分をカットして、目頭と目尻を結ぶ長さとほぼ同じサイズになるように調整しましょう。

 

つけまつげを付ける前にアイメイクを済ませる

つけまつげを付ける前にアイメイクを済ませる

つけまつげビギナーの方がつまずく問題に、メイクはつけまつげを付ける前と後、どちらにするべきかというのがあります。

一般的につけまつげを付ける際のアイメイクは装着する前に済ませておくというのが正解です。

つけまつげを付けてしまってからアイラインを引いたりアイシャドウを塗るのは難しく、つけまつげに付けるグルーが目立ってしまうため仕上がりが綺麗にならないのです。

そのため、ベースメイクとアイメイクは事前に済ませておくようにしてください。

関連:下まつげのメイクで顔の印象が変わる!ビューラーやマスカラの上手な使い方とは

 

美しく仕上げるつけまつげの装着手順

美しく仕上げるつけまつげの装着手順

つけまつげを付けるときは、手で付けるよりもピンセットを使うことをおすすめします。

これは、つけまつげを装着するとき芯に専用のグルーをつけますが、手で触ってしまうとグルーが取れやすくなってしまい付けにくくなるためです。

 

ピンセットを使うときはつけまつげの中央を軽く挟み、つけまつげが目の真ん中になるよう位置を調整してからまつ毛の上に乗せていきます。

このとき、ピンセットでまつ毛につけまつげを押し付けるように数回プッシュすると中央がしっかりくっつき、つけまつげが取れにくくなりますよ。

その後はつけまつげの先頭部分を目頭に合わせ、まつ毛と馴染むように押し込んでいます。目頭が綺麗に馴染んだら今度は目尻を同じ要領で仕上げていきましょう。

つけまつげを装着できたら、芯が自まつ毛の生え際にしっかり付いているかを確認してください。

 

初心者の方はよくつけまつげの芯が自まつげの根元から浮いていることが多く、そのため短時間でつけまつげが取れやすくなることが多いものです。

手鏡を使って正面と左右、そして下から自まつげの根元を確認し、つけまつげが浮いていないか必ず確認するくせをつけておきましょう。

 

ナチュラルメイクはカットまつ毛を使ってもOK

ナチュラルメイクはカットまつ毛を使ってもOK

つけまつげをナチュラルメイクに合わせたいときは、つけまつげをカットして部分付けするのもおすすめです。

カットしたつけまつげは目の中央や目尻、そして下まつげなどに使うことができ、ナチュラル・フェミニン・ガーリーとメイクの雰囲気によって使い分けることができてとっても便利です。

つけまつげはポピュラーなブラックやブラウン以外にも、ネイビーやボルドーなどカラフルなデザインのものもラインナップされています。

目元にちょっとした遊び心を取り入れたいときは、こうした鮮やかなカラーのつけまつげをカットして目尻に付けてみると目元がグッと華やかになり、結婚式やパーティーメイクアレンジにも使えますよ。

 

つけまつげは慣れてしまえば2〜3分で付けることができるようになります。

まつげにボリュームを出すためにマスカラを何回も重ねづけすると「ケバいメイク」になってしまいますが、自まつげに馴染むつけまつげなら自然なボリュームを出すことができるためオフィスメイクにも使えます。

美しい仕上がりにするためにはとにかく回数をこなして慣れること!ぜひ今回ご紹介した基本的なつけまつげの付け方を参考に、コツをつかんで思い通りの目元を作ってみてくださいね。