今年の可愛いメイクの代表と言われているのが、モテ顔を作る「たぬき顔メイク」。
たぬき顔は癒し系でおっとりして見え、母性的な雰囲気もあることから男性からの好感度も高い愛されメイクの1つです。
しかし、たぬき顔メイクは一歩間違えれば老け顔メイクになってしまうリスクもあります。正しいたぬき顔メイクのやり方をマスターして、意中の彼にアタックしてみませんか？
たぬき顔メイクのポイントは優しげな「タレ目」
たぬき顔メイクで最も重要なのは顔の印象を左右するアイメイク。アイメイクではアイラインやシャドウを使って、目尻を下げた垂れ目風のメイクにするのがポイントです。
たぬき顔メイクの垂れ目メイクのやり方は、まずアイシャドウを塗りましょう。
アイシャドウはベージュ・ゴールド・ヌーディーピンクなど肌の色味と近いものを選び、あまり派手になり過ぎないようにするのがコツです。
アイシャドウを塗ったら次にアイラインを引いていきますが、ラインはあまり太くせず目の際に細く入れるようにしてください。アイラインを目尻まで引いたら、正面から見た時に目尻が僅かに下がって見えるようにやや下向きにラインを1〜2センチほど足して目尻の重心を下げていきます。
そして下まぶたの目尻の際にも細くラインを入れ、上まぶたのラインと繋げて「く」の字になるように調整していってください。ラインを引き終わったら綿棒でラインをぼかし、目元の印象を和らげるのも忘れずに行いましょう。
マスカラは上まつ毛としたまつ毛の目尻を重点的に塗り、垂れ目が強調されるようにしっかりと塗り重ねしてください。
たぬきメイクでは黒目が大きいほうがより顔が幼く見え雰囲気が和らぎます。裸眼でも不自然ではありませんが、できれば13〜4センチのブラウンのカラーコンタクトを装着することをおすすめします。
アイブロウは太い並行眉で幼さをプラス
たぬき顔メイクでアイブロウを作るときは、「太く並行に」がキーワード。
アーチ状の眉やキリリと吊り上がった眉は垂れ目との相性も悪く、顔全体のバランスが崩れてしまうので注意してください。
並行眉は全てをアイペンシルで描いてしまうのではなく、自眉の毛を活かしてナチュラルに仕上げましょう。
まずコームで自眉を梳かしたら眉尻を描き足し、少しだけぼかします。後は眉頭から眉尻にかけて自眉の薄い部分にアイブロウパウダーを乗せて眉の濃さを調整し、仕上げに眉マスカラで毛に長さを出してあげればアイブロウの完成です。
眉毛が濃く、1本1本がしっかりと生えている女性は事前にコンシーラーを眉に塗って色味を消しておくと、アイブロウの発色が良くなり眉毛も目立たず顔に馴染むようになりますよ。
チークはキュートなピンク系でたぬき顔特有の柔らかさを
チークを選ぶ時に気をつけたいのがカラー。たぬき顔メイクでは顔の印象を和らげつつ、血色を良く見せるためにピンク系のカラーをチョイスしてください。
チークを入れる場所は頬骨の１番高くなっているところがベストです。このラインより下にチークを入れると顔が一気に老けて見えてしまうので気をつけましょう。
また、チークの入れ過ぎもたぬき顔メイクにはご法度です。
たぬき顔メイクで1番目立たせるのは目元なので、チークは薄っすらと色味が出るくらいに留めておいた方が顔が派手になりすぎずメイクにまとまり感が生まれます。
リップはぽってりとボリューム感を持たせる
たぬき顔の女性の唇はぽってりと厚みがあるのが特徴。元々唇にボリューム感がある女性は軽くリップとグロスを塗る程度でも問題ありませんが、生まれつき唇が薄い女性はリップメイクで唇にボリュームを足してあげましょう。
リップメイクで唇にボリューム感を出したいときは、まず唇の輪郭をリップペンシルで描き足すという一手間が大切です。
この手間を省いていきなりリップを塗ってしまったのでは、唇の輪郭がぼやけてしまうだけでなく上唇と下唇のボリュームがチグハグになってしまいます。
リップペンシルで唇の輪郭を取ったら、外側から内側に向けてリップをブラシで塗っていきます。このときブラシを唇の縦皺に沿って塗ると仕上がりがキレイになりますよ。
リップを塗り終わったら上からグロスを重ね、唇に透明感をプラス。グロスを塗ることで唇に立体感が生まれますので、よりボリューム感が強調され魅力的な唇が手に入ります。
男性はいつの時代も母性的で優しげな雰囲気の女性に魅力を感じるもの。こうした魅力はもちろん内面からにじみ出てくるものですが、たぬき顔メイクはそうした魅力を引き立ててくれるメイクであるといっても過言ではありません。
人は会って10秒以内にその人の第一印象を決めると言われますが、たぬき顔メイクで初対面の人に好感を持ってもらえれば仕事も恋もきっと上手くいくこと間違いなし！
今年は愛され度メイクナンバーワンのたぬき顔メイクを完璧にマスターして、ぜひチャンスを掴み取ってみてくださいね！
