自分の顔を大きいと感じ、コンプレックスを抱えている女性は多いと言われます。顔の大きさは骨格のように先天性の影響もあれば、肥満やむくみが影響しているケースもあり、人によってその理由はさまざま。
マッサージやエクササイズで顔をほぐしていけば脂肪が落ちて輪郭がすっきりし顔を小さく見せることができますが、すぐに顔を小さくしたいという方はチークで小顔に見せるのもアリ!
今回はそんな時に使える「顔が一回り小さく見える」チークテクニックをご紹介します。
顔を小さく見せるチークのカラーは何色?
チークは基本的にピンクやベージュ系のカラーのものが多く、トーンを変えてさまざまな色のバリエーションが用意されているコスメ。
チークを選ぶときはほとんどの女性が自分の肌の色に馴染む色をチョイスすると思いますが、小顔効果を高めたければそれじゃちょっと物足りません。
というのも、チークは本来顔の血色を良く見せるためのアイテムですが、顔を小さく見せたければ肌よりもワントーンほど暗めのカラーを選んだ方が、顔の陰影がはっきりして立体的に見えるので顔の大きさをごまかしやすいのです。
こうした効果はわざわざ新しいチークを買わなくても、明るめカラーとダークカラーのチークを2色重ねづけすることで代用することもできます。
まずはメイクボックスの中を確認し、明るめカラーのチークしかないようであれば小顔効果を出すために1つ落ち着いたカラーのチークを用意しておくと便利です。
チークを入れるとき、形は楕円形を意識して
小顔に見えるチークの入れ方のポイントは、頬から斜め下へと楕円を描くように入れていくことです。
まず、チークを入れるときはやや大きめのブラシにパウダーをとり、手の甲やティッシュで余分な粉を落としておきます。
チークの始点は頬骨の1番高い部分。ここから小鼻に向かって斜め下へさっとブラシを走らせてチークを入れていきましょう。
チークはあまり濃く入れすぎてしまうと一気に老け顔に見られる可能性があるため、くれぐれも塗り過ぎないように注意してください。
事前に余分なパウダーを落としていればあまり濃く色がつくことはないと思いますが、念のためチークを入れるときは鏡で常に色の濃さを確認しながら行なうようにしてください。
輪郭によってチークを入れる場所を変えると小顔効果アップ
チークは顔の輪郭によって入れる位置を変えると、より小顔効果が高まると言われます。
日本人に1番多いと言われるたまご型の輪郭なら、目尻を始点にして頬骨の下にチークを入れると顔の横幅と余白が改善されキュッと引き締まった顔立ちに。
一方、大人っぽくクールに見える面長は、耳と小鼻を結ぶ延長線上に並行になるようチークを入れていくと顔が一回り小さく見えますよ。
面長は顔が縦に長いのが特徴ですが、この長さをチークが縮めてあげることで顔の大きさが小さくなったように錯覚するというのが、このチークの特徴。小顔効果だけでなく、面長改善にも役立つと言えるでしょう。
顎がシャープな逆三角形型の輪郭なら、楕円ではなく真円になるよう頬にチークを入れてみましょう。チークを丸く入れることで顎のシャープさが緩和されて立体感が生まれるため、顔が一回り小さくなったように見せることができますよ。
また、チークを入れるときやや広範囲に入れるようにすると頬がふっくらとします。頬にボリューム感が生まれると顔の横幅が気にならなくなり、結果的に顔が小さく見えるのです。
逆三角形はシャープな印象の強い輪郭ですから、顔に柔らかさを与えて小顔効果を狙いましょう。
チークを入れたらシェーディングで小顔を強調
チークだけでも十分に小顔を演出できますが、さらに効果を高めたいならシェーディングと併用するのがおすすめです。
シェーディングはチークを目立たせるためラメの入っていないものを選び、不自然にならないようライトブラウンのような明るめのカラーを選ぶようにしてください。
一見暗い色の方が陰影がつき小顔効果がアップするように思いますが、暗すぎる色は逆に顔から浮いてしまいメイクのバランスまでもが崩れてしまうためあまりおすすめできません。
目や鼻など顔のパーツがシャープな男顔の女性は、顔の印象を和らげるためにモカブラウンのような赤みのあるカラーを選ぶのが良いでしょう。
顔の中に赤みがプラスされれば女性的な雰囲気が強まり、顔の引用がまろやかになって小顔効果をサポートしてくれますよ。
小顔を手に入れるためには、フェイスラインについたぜい肉を解消してむくみを予防するのが1番。しかし、短期間で子顔を効果を得るのは楽なことではありませんよね。
そんなときは今回ご紹介したチークテクニックを駆使して、顔の大きさをごまかし小顔を手に入れてみましょう。
メイクで小顔を作りつつ、エクササイズやマッサージで顔の脂肪を落としていけば、やがて本物の小顔が手に入りますよ。