今季はストールやスカーフなどの巻物系アイテムの人気が上昇中。
巻物を身につけて首元にボリュームが出るので、髪をそのままにしておくと野暮ったくなってしまいます。
巻物をするときに似合うのは、ルーズでどこかゆるかわなヘアアレンジ。今回は不器用な女性でも真似しやすい、ストールやスカーフにマッチする便利で簡単な3つのヘアアレンジをご紹介します。
首元をすっきりみせてくれる大人おだんごヘア
巻物と相性の良いヘアアレンジの第一位は、やっぱり定番のお団子ヘア。
でも、お団子ヘアは一歩間違えば子供っぽく見えてしまいカジュアルな雰囲気になってしまうヘアスタイルでもありますから、大人女子がちょっと敬遠しがちなのも事実。
しかしながら、お団子ヘアは子供っぽい印象のものばかりではありません。大人にも似合うシックな団子ヘアのアレンジテクニックさえマスターしてしまえば、年齢に関わりなく上品な可愛さのあるお団子ヘアが手軽に作れます。
お団子ヘアのベースになる髪の長さは、セミロングからロング。
髪にふんわりとしたエアリー感が出るよう、事前にヘアアイロンで緩く巻いておくと良いでしょう。髪を巻くときは太めのヘアアイロンを用意し、毛先を重点的に巻いてから根元を巻くとお団子を作ったときにボリューム感がキープできます。
大人かわいいお団子ヘアを作るコツはトップに適度なボリュームを出し、ねじりアレンジを加えること。
まず耳の延長線上で上下に髪をブロッキングし、下の髪はひとまずゴムで結んでおきましょう。次に、トップの毛束をねじりながら下の髪と合わせ2つの毛束を合わせて同じようにぐるぐるとねじっていき、毛束を1つにまとめます。
毛束を1つにまとめたら好きな位置でお団子を作り、毛先をピンで固定してください。髪を固定できたら鏡でお団子のボリュームを確認し、物足りなければ指で毛束を引っ張りだしてもOK。
後れ毛があったほうがルーズ感が出るので、あまりタイトにしすぎないほうがより無造作感が出ておしゃれに見えますよ。
無造作感が可愛いざっくりルーズポニー
ロングヘアの女性が巻物をするなら、無造作感のあるルーズポニーがおすすめ。
ルーズポニーは手間もかからないため、忙しい朝にもぴったりなお手軽ヘアアレンジなので、マスターしておくといろんなシーンで使えること間違いなしですよ。
ルーズポニーは髪をラフにまとめるのがコツ。そのためコームは使わず手ぐしでざっくりと髪をまとめるようにしてください。
髪をまとめてポニーテールを作ったら、トップの毛束を引き出してボリュームを出してあげましょう。毛の結び目はゴムが見えないよう少量の毛束をぐるぐると巻き込んでピンで固定しておくと、バックスタイルも一気におしゃれに。
華やかさをプラスしたいときは、バレッタのようなヘアアクセサリーを使ってみるのも良いでしょう。ルーズポニーはシンプルなヘアアレンジですから、ヘアアクセサリーがとても映えいろいろなテイストを楽しむことができるのも魅力です。
ただし、髪の量が少ない女性は時間が立つと髪がへたってしまい、ぺったりとしたシルエットになってしまうことも。
そんな時はルーズポニーを作ったあとに軽くヘアスプレーを吹きかけて髪を固めておくと、時間が経っても髪のボリュームキープされます。
ギブソンタックで巻物に合うレトロなまとめ髪アレンジ
一見とても凝って見えるのに、実は不器用な女性でも簡単に作ることができるヘアアレンジが「ギブソンタック」です。
ギブソンタックはボブ〜ロングヘアの女性にぴったりのヘアアレンジで首元がすっきりとして見えるため、巻物をした時のバランス感もバッチリです。
髪は事前に32mmのヘアアイロンでしっかりと巻いておき、手ぐしでほぐしておきましょう。
髪をゆるくほぐしたらハーフアップのように後頭部の毛束を2つに分けたら上半分の毛束を結び、毛先を毛束の中に入れ込む「くるりんぱ」アレンジにしておきます。
このくるりんぱアレンジを2〜3回繰り返したら、毛先を髪に入れ込みピンで固定してください。髪の量が多い女性はピンが外れやすいため左右に2本、上下に2本ずつピンを挿すと髪がしっかりと固定されて安定感が出ます。
ギブソンタックをきれいに仕上げるコツはとにかく毛束に緩さをだすこと。くるりんぱアレンジもきっちりと毛束を入れ込むのではなく、ルーズ感が残るように調整しながら行ってみてくださいね。
小顔効果を出すなら、顔周りに少量の毛束を垂らしておくと良いでしょう。YouTubeではギブソンタックの作り方を紹介してものもあります。
巻物に似合う簡単でお手軽なヘアアレンジを3つご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
巻物を身につけるときは髪の毛をアレンジして上半身のボリュームにメリハリをつけることで、よりおしゃれに見せることができます。そしてルーズなシルエット漂うヘアスタイルにすれば、巻物を巻いたときにふんわりと女性らしい雰囲気にをまとうことができるのです。
今年は一年を通してさまざまな巻物がブームの兆しを見せていますので、ぜひ今からヘアアレンジをマスターしてみてくださいね。