毛穴のブツブツや乾燥肌で肌トラブルが堪えなかったり、シミやシワが目立って実年齢よりも老けて見えるなど、女性とお肌の悩みはいつの時代も切り離せないものですよね。

しかし、こんな肌トラブルをあっという間に解決してくれる洗顔方法があるんです。それは塩を使って顔を洗うだけの「塩洗顔」。

塩を顔に塗るなんて大丈夫なの?と思われるかもしれませんが、塩はミネラルも豊富で殺菌作用があり、肌のトラブル予防にはもってこいのアイテムなんです。

今話題の塩洗顔のやり方と、その効果をご紹介します。

塩洗顔が持っている美肌効果がすごい

塩洗顔が持っている美肌効果がすごい

加熱処理をしていない天然塩は、カルシウムやマグネシウムなどミネラル分が豊富に詰まっています。また、塩には元々殺菌作用が備わっているため、ニキビや吹き出物など雑菌による毛穴の炎症を鎮め予防してくれる効果があります。

洗顔料などに混ぜて塩を顔に塗ることで塩の小さな粒子が毛穴の奥に入り込み、老廃物や角栓、皮脂などをかき出してくれます。このとき、塩の殺菌作用が毛穴の中にまで入り込むので、ニキビができる原因と言われるアクネ菌の増殖を食い止め、ニキビを作らせないように働きかけてくれるなどメリットがたくさんあるのです。

 

毛穴の中には古い肌の角質も入り込みやすいと言われますが、塩洗顔を行なうと塩がスクラブ代わりになり、このような古い角質をごっそりと取り除いてくれます。

こうしたピーリング効果のおかげでニキビを未然に防ぐこともでき、肌のターンオーバーによって生まれ変わった新しい皮膚だけが現れることになるので、顔の明るさがワントーンほどアップしメイクのノリも格段に良くなります!

 

肌をスッキリ美肌に変える塩洗顔の正しいやり方

肌をスッキリ美肌に変える塩洗顔の正しいやり方

塩洗顔のやり方はとっても簡単。まずは市販されている塩を水で溶き、とろりとなるまでかき混ぜてペーストを作ります。塩の量が少なすぎるとすべて溶けて塩の粒が残らなくなってしまうので、大さじ3杯の塩に小さじ1杯の水を目安にして、あえて塩のザラザラ感が残るようにしておきましょう。

塩を水で溶いたペーストを作ったら、指の腹にペーストを乗せて顔をマッサージしていきます。この時、塩をたっぷりと顔に塗りながらマッサージしてくようにしてください。

塩の量が少ないと、必要以上に皮膚が擦れて色素沈着やシワを作る原因になります。

 

2~3分ほど塩で顔をマッサージしたら、水かぬるま湯で顔を念入りにすすぎます。こめかみや額の髪の生え際、小鼻や唇の下など洗いにくい部分もしっかりとすすぎ、くれぐれも洗い残しがないようにしてください。

また、塩だけを使って洗顔をするのではなく普段使っている洗顔料に塩を混ぜたり、ヨーグルトやはちみつに塩を混ぜてパックマッサージをしてもOKです。

 

週に1回がベスト!やりすぎは肌を傷つける原因に

 週に1回がベスト!やりすぎは肌を傷つける原因に

塩にはピーリング効果があるので、頻繁に塩洗顔を行なうと古い角質だけでなく必要以上に肌を削りとってしまい、肌を美しくするどころか大きなダメージを与えてしまいます。

加えて、肌にニキビが出来ているときや顔剃りをした直後、あるいは月経前でホルモンバランスが乱れているときなどは肌が非常にデリケートになっている時期なので、塩洗顔は控えた方が良いでしょう。

すでに出来てしまったニキビや顔剃りで敏感になっている肌に塩が触れると、痛みや痒みが現れることが多く、下手をすれば湿疹が出る場合もあるので、塩洗顔を行なうときは事前に自分の体調をしっかりと把握してから行なうようにしてくださいね。

 

正しいやり方を守って塩洗顔を続ければ、ザラザラしていた肌や黒ずみで目立っていた毛穴を改善することができます。塩もスーパーなどで安く手に入るものなので、コスパ面でも最強のスキンケアだと言えるでしょう。

これまでさまざまな肌トラブルに悩まされてきた女性のみなさん、ぜひ一度塩洗顔を試しその効果を実感してみてください。きっと驚くこと間違いなしですよ!