普段は洋服に隠れていますが、実は女性が身体の中で1番気にしていると言われているのが二の腕の太さ。

二の腕が太いとそれだけで全身が太って見えることから、何がなんでも二の腕を細くしたいと思っている女性も多いのではないでしょうか。

しかし、二の腕は普段の生活の中であまり使われることのない部分だけに筋肉量が少ないのです。そのため、二の腕をスッキリさせるには積極的に筋肉を使うウェイトトレーニングを取り入れるしかありません。

今回はそんな二の腕を細くするために効果的なウェイトトレーニングと、日常生活の中でもできる簡単なエクササイズをご紹介します。

まずは二の腕が太くなる理由を知ることからはじめよう

まずは二の腕が太くなる理由を知ることからはじめよう

二の腕を細くするウェイトトレーニングを始める前に、なぜ二の腕が太くなるのか?そして太く見えてしまう原因は何なのかを知っておきましょう。

先ほどもご紹介したように、二の腕は普段積極的に使われる部位ではないため筋肉が発達しにくく、代わりに脂肪が多くなる傾向があります。

特に二の腕の外側部分である「上腕三頭筋」は比較的脂肪がつきやすく、その脂肪の影響で血行が悪化するとすぐにセルライトが生成されてしまい、二の腕が太くなってしまうのです。

 

また、加齢とともに肌がたるむせいで、脂肪の量はそれほど多くはないのに二の腕が太く見えてしまうケースもあります。

たるみによって二の腕が太く見えるケースは三十代以降のアラサー、アラフォー世代に多くみられる特徴です。

 

腰に負担のかからない腕立てで二の腕をシェイプ!

腰に負担のかからない腕立てで二の腕をシェイプ!

二の腕の筋肉を刺激し、シェイプアップさせるのに最も効果的なのは腕立て伏せです。

しかし、普通の腕立て伏せだと腰に負担がかかって腰痛を引き起こしたり、腕を支えようとしすぎるあまり、二の腕よりも肩にばかり負荷がかかって肩幅が広くなってしまうといったリスクもあります。

 

このようなリスクを避け、二の腕だけをピンポイントで鍛えるために有効なのが膝を立てた状態で行なう腕立て伏せです。

膝を立てたまま両腕を床につき、二の腕だけに負荷がかかるように上半身を上下させていくというのがこの腕立て伏せのやり方です。

膝をついて腕立て伏せをやるときは、膝を痛めないように床にヨガマットなどを敷きその上で行なうようにしてみてくださいね。

 

運動嫌いの女性は「雑巾がけ」で二の腕を細くしよう

運動嫌いの女性は「雑巾がけ」で二の腕を細くしよう

運動が嫌いな方や、忙しくて運動する時間がとれないという女性におすすめなのが雑巾がけです。

雑巾がけは手を目一杯伸ばし左右に揺らすという動きが取り入れられているため、二の腕の筋肉を鍛えるにはもってこいの運動です。

 

雑巾がけをするときは、脇を締めてできるだけ肘を曲げずに腕をまっすぐに伸ばすのがポイント。また、二の腕の内側を鍛えたい場合は脇をしっかりとしめておくと、ピンポイントで筋肉に負荷をかけることができます。

雑巾がけが二の腕のシェイプアップに効くのは、拭き掃除をしているときだけではありません。

実は意外に見落とされがちですが、水を入れたバケツを持ったり雑巾を絞ったりする際にもしっかりと二の腕の筋肉が使われているのです。

バケツを用意する、雑巾を洗う、拭く、という一連の流れ全てに二の腕を目一杯使う要素が盛り込まれているので、普段はモップなどで床を掃除しているところを雑巾がけに変えるだけでも、二の腕を細くするのに十分な効果が期待できます。

 

適度に脂肪のついた二の腕には女性らしい魅力もありますが、やはりサマーシーズンのように露出の多い季節はつい人の目が気になってしまうもの。

夏を目前にし焦って二の腕を細くしようとしても一朝一夕にはいきませんから、いつ二の腕が人の目に触れても良いように、今日から二の腕のシェイプアップを始めてみませんか?