ダイエット中の食事制限では、炭水化物の摂り過ぎはNG。主食であるご飯やパン、パスタを極力食べないようにしているという女性も多いのではないでしょうか。
しかし、そんな食事制限の中でもたまに無性に食べたくなってしまうのがパン。
ダイエット中にどうしてもパンが食べたくなったときのために覚えておきたい「太りにくいパンの選び方」をご紹介します。
固めのパンを選んで咀嚼回数を増やそう
パンの中でも全粒粉やライ麦を使用して作られるパンは、バターや砂糖を使用せずに焼きあげているものが多いため、パンの中でも固めの食感なのが特徴です。
このような固めのパンは、自然と咀嚼回数が増るため少しの量でも満腹感を感じやすくなっています。
また、もっちりとした食感が特徴のベーグルや皮が固いフランスパンなども、ダイエット中に食べるパンに向いていると言えます。
パンはプレーンよりも混ぜパンを選ぶのがおすすめ
パンを食べると太るのは、材料に使われている小麦が原因です。
小麦の中には体内に吸収されると血糖値を上昇させて脂肪を作りやすくするデンプン質が多く含まれているため、食べ過ぎると肥満になってしまうと言われているのです。
全粒粉やライ麦を使ったパンであれば血糖値の上昇を抑えることができますが、どうしてもダイエット中に小麦を使ったパンを食べたくなったら、そのときは食パンやバターロールのようなプレーンなパンではなく、ナッツやドライフルーツなどが混ぜ込んであるパンを選ぶようにしましょう。
ナッツ類には脂肪の燃焼を助けるオメガ3脂肪酸が含まれていますし、ドライフルーツはダイエット中に不足しがちなビタミン類を補給することもできますよ。
パン単体で食べるのはNG、必ず副菜を用意しよう
パンはそのままでも十分美味しく食べられるため、つい間食感覚でぱくぱくと食べてしまいたくなりますが、パンの単体食べはダイエットを水の泡にしてしまいかねません。
というのも、人間は単体の食べ物だけを食べ続けると脳が栄養不足を察知し延々と空腹サインを出し続けてしまうため満腹感を感じにくくなり、過食を引き起こしてしまうのです。
パンを食べるときは少なくともサラダやスープといった副菜、またはコーヒーや紅茶など温かい飲み物を用意し、ゆっくりと時間をかけて食べるようにしてくださいね。
ダイエット中の食事制限であれもダメこれもダメと食べたいものを我慢し過ぎると、その反動で必ず過食を引き起こし、リバウンドしてしまいます。
パンは一般的に高カロリーと言われダイエット中に食べることは望ましくないと考えられていますが、どうしてもパンを食べたくなったら今回ご紹介した3つのポイントを参考にしてみてくださいね。