毎日のスキンケアに化粧水や高価な美容液、さらには乳液などを使用している女性は多いはず。こうしたスキンケア商品のライン使いは肌に栄養を補給し老化を防ぐ効果もありますが、毎日行なうと逆効果であることをご存じですか?
実は肌を最も美しい状態で維持するためには、たっぷりの化粧水のみを使用するデイリーケアと週に1度のライン使いが1番適しているのです。
栄養を与えすぎると肌の抵抗力を低下させてしまう
乾燥やシミなどを恐れるあまり、毎日化粧水や美容液をこれでもかと肌に与え続けてしまうと元々肌細胞が持っている抵抗力を弱めてしまい、逆に肌トラブルを起こしやすい肌になってしまいます。
そのため、毎日のスキンケアはたっぷりの化粧水だけで行い週末だけ美容液を使ったスペシャルケアをしてあげるのが正解。
デイリーケアに使用する化粧水は金銭的にムリのないものを選び、季節や自分の肌の状態、体調などに合わせて常に数種類常備しておくと良いでしょう。
女性はホルモンバランスの変化がお肌に出やすいこともあり、普段は乾燥肌なのに生理前になるとオイリー肌になってしまうという方も多いですよね。
こうした体調の変化によって化粧水を使い分けることができれば、肌がその時々で最も必要としている成分を効率的に肌へ補給してあげることができるのです。
手とコットンならどっちが良い?化粧水の使用方法
化粧水でのスキンケアを行なうとき、手に化粧水をとり直接顔に塗るという方とコットンを使う方がいます。
これはどちらも正しいケア方法なのですが、順番によって使い分けるようにすると化粧水の浸透率がぐっと変わってきますよ。
まず、洗顔の直後にはコットンに化粧水を含ませてパッティングし乾いた肌に水分を与えてあげます。肌を触ってひんやりとしてきたら今度は手に化粧水をとり、ハンドプレスをしましょう。
温かい手のひらでハンドプレスすることによって化粧水が毛穴の奥にまで入りこみ、しっかりと肌に成分を浸透させることができます。
もしも時間がない場合は、フェイスシートに化粧水を含ませてパックしてあげるだけでも大丈夫。化粧水パックをするときは、化粧水が蒸発してシートが乾ききる前に顔から剥がしてあげるようにしましょう。
関連:化粧水はコットンと手のひらで塗るのはどちらが良い?より浸透させるためのの使い方
最低限の栄養のみを肌に補給してあげることが肌をいつまでも健康に保つコツ。
やりすぎ美容は逆に肌を老化させさまざまなトラブルを引き起こすことにもなりますので、毎日自分の肌の状態を確認しながらケアを行なうことが大切です。