鼻の頭に黒ずみがポツポツ……いわゆる「いちご鼻」と呼ばれるこの状態は、素顔の時はもちろん、念入りにメイクをしても毛穴を目立たせなくするのは困難です。
毛穴の黒ずみの原因になっているのは、大半が毛穴に詰まった皮脂。
この皮脂を取り除き、いちご鼻を改善することが出来る洗顔方法を見てみましょう。
基本中の基本、蒸しタオル+石鹸で洗顔
毛穴の汚れを取るための最もオーソドックスな方法は、蒸しタオルで毛穴を開いてから、細かく泡立てた石鹸の泡で優しく鼻をマッサージしながら洗うというもの。
洗顔後には、化粧水で毛穴を引き締めてあげれば、皮脂が詰まってもそれほど毛穴が広がらず、いちご鼻を改善することもできます。
最近では、蒸しタオルで毛穴を開いたあと、角栓となった皮脂を浮かし出すジェルや、毛穴の奥にまで入り込み、角栓を吸着して取り出すクレイ剤などを使う方法も流行していますよね。
石鹸だけでは毛穴の奥のさらに奥までは入りきれず、また頑固な角栓を取り除ききれないこともあるので、蒸しタオルと石鹸の洗顔を続けてもいちご鼻が改善しない場合は、このような角栓除去アイテムを併用するのもおすすめです。
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洗顔の回数を減らすといちご鼻が治った!
いちご鼻になりやすい人は、多くが油性肌であることが分かっています。
油性肌とは読んで字のごとく、肌の毛穴から皮脂が過剰に分泌される肌質のこと。
このような肌質の方は、すぐに肌がテカったり、毛穴の中に皮脂が詰まってニキビが出来やすいといった傾向があります。
しかし、油性肌を治すといちご鼻も劇的に改善していきます。
そのために有効なのが、洗顔回数を減らしてあげること。
そもそも、油性肌は肌が乾燥し、その乾燥を防ごうとして肌が過剰に皮脂を分泌させて起こる症状です。
頻繁に洗顔を行なうと顔の皮脂が必要以上に洗い流されてしまうので、洗顔料や石鹸を使った洗顔は夜1回にとどめ、皮脂が出てきたときは軽くティッシュオフして対応することで、皮脂の分泌量が正常に戻り、角栓ができにくくなっていちご鼻が改善するのだとか。
鼻の頭に角栓が詰まったままでは、至近距離で人と話すときも、緊張してしまいますよね。
また、どんなに美人でもいちご鼻を放置していたのでは、印象を損ねる原因に。
季節やオフィスでの空調など、空気の乾燥によって皮脂の分泌量は変わってきますが、日頃から毛穴を小さくする洗顔習慣を続けていれば、焦らず対応することが出来るはずです。