今はわざわざ店頭に出向かなくても、ネットで世界中のファッションを購入できてしまうという便利な時代です。

その半面、試着してから洋服を買う場合に比べて、実物が届いてからサイズが合わないことに気づいたり、色がイメージと違うなど、購入後のトラブルも多くなっていますよね。

そんな通販での商品トラブルを無くす買い物のコツをご紹介します。

通販で洋服を買うとき、サイズで失敗しないコツ

通販で洋服を買うとき、サイズで失敗しないコツ

ほとんどの洋服には、それぞれ「S・M・L」といったサイズが明記されています。

ネットの商品ページにも、必ずサイズが記載されていますが、実は通販で洋服を購入するときに本当に見るべきなのは、サイズではなく「仕上がり寸法」なのです。

 

一般的に、「S・M・L」と書かれているサイズはヌード寸法と呼ばれ、服を着ていない状態で測ったサイズを指します。

一方で、仕上がり寸法とは、このヌード寸法に、ゆとり分を足して加えて測られた最終的なサイズの事を言います。

そのため、ヌード寸法のサイズだけを見て洋服を購入してしまうと、実際に洋服を着た時に、窮屈に感じたり、動きにくいと感じるようになってしまいます。

 

また、通販で洋服を買うときは、商品画像を参考にすることも多いでしょう。

しかし、モデルが着用すると、どんな洋服でもおしゃれに見えてしまうため、自分が着た姿を見て違和感を感じる事も珍しくありません。

このようなギャップを防ぐために、もし可能であれば、お店に問い合わせて自分と似たスタイルのスタッフの方に同じ洋服を着用してもらい、自分が着たらどのような雰囲気になるのかをより具体的にイメージしておくと、購入後に感じるギャップを感じることもなくなります。

 

使われている生地の確認も忘れずに

使われている生地の確認も忘れずに

通販で購入した洋服が手元に届くと、思ったより安っぽく感じたという経験はありませんか?

どんなにおしゃれなデザインでも、使われている生地がチープだと、全体的に安っぽく見えてしまうため、通販では購入前に生地の確認をしておくことも大切です。

通販サイトの商品ページには、生地の拡大画像を掲載しているショップも多いですよね。

 

しかし、通販サイトの商品画像は、四方から照明を当てて撮影され、時には画像加工を施している場合があります。

これが、実物を見たときに感じる「安っぽさ」に繋がることもあるので、色味が少し変わってもデザインを損ねない、自分は気にしないと思える時だけ、通販で洋服を購入するようにしましょう

 

このような通販トラブルを避けるには、商品を購入した人の口コミを参考にするのも大いに役立ちます。

着心地や記事の手触りは、実際にその洋服を購入した人にしか分からないものですから、口コミで悪い評価を見かけた場合には、購入を見送る方が、賢明な判断だと言えるかもしれません。