玄米や雑穀がブームになっているのは白米よりG.I値(血糖値が上がるスピードの目安)が低い為、ダイエットに向いているという理由があります。

栄養価も精製された白米より高く、健康的に痩せられるというイメージの強い玄米ですが、食感の悪さや味に独特のクセがあるのも確かです。

こういった玄米を抵抗なく美味しく食べられるなら良いのですが、食感や味が苦手だと、いくら痩せる為とはいえ続けにくいですよね。

そこでおすすめなのが玄米を白米並みのモチモチ食感に変え、栄養価はそのままに食べやすくした「寝かせ玄米」です。

食べれば食べるほど痩せる寝かせ玄米

食べれば食べるほど痩せる寝かせ玄米

食事に取り入れたいけれど食べにくくクセのある玄米を2〜3日間保温するだけで、うま味の凝縮された白米のような食感が生まれます。

これは、70℃前後の保温を維持する事により低温加熱が続く状態となり、水分が減る分だけ熟成され味が濃厚になるからです。

 

玄米には胚芽や皮の部分に食物繊維、ビタミン、ミネラル、食物を燃焼する際に必要な栄養素が全て含まれています。

完全食といってもいい玄米の栄養素はそのままに、白米以上のうま味で美味しく食べる事ができ続けやすいです。

食物繊維に至っては白米の6倍もある為、ダイエット中の便秘にも悩まされる事はありません。

元々が栄養価の高い玄米なので、食事の大半を保温玄米に変えておかずをつまむ程度にするだけでも、余計なカロリー摂取が減り痩せていきます。

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簡単で美味しい寝かせ玄米の作り方

簡単で美味しい寝かせ玄米の作り方

まず、玄米を洗う時は白米のようにギュッと押すように洗うのではなく、優しく混ぜるように洗います。

そしてお釜に炊きたい分量の玄米とそれに合わせた水を入れ、さらに塩をほんの少し(5合炊く場合は小さじ1弱)加えます。

塩を加えると玄米に含まれるカリウムが中和され、玄米独特の苦味を消す事ができるのですね。

6時間以上浸水した後、玄米モードで炊き炊き上がったら軽く混ぜ返します。

 

この後2〜3日保温し続けるのですが、1日に1回底から大きく返す事だけ気をつけましょう。

一度炊いてしまえば、後は食事の時にお釜からご飯をよそえばいいだけなのでとても楽です。

水加減や浸水時間、保温期間などは好みで調節しても玄米本来の栄養価はそのままなので心配いりません。

 

玄米は炊きたてから保温する日数が増えるほどモチモチ感が増し、うま味と甘味が凝縮されます。

たくさん食べても白米と違い血糖値の上がりも緩やかで、食べた分だけ高い栄養も摂れるので綺麗に痩せる事ができます!