ファッション雑誌やテレビ番組などでよく使われるようになった「抜け感」という言葉。
なんとなくは分かるけど、実はどのような雰囲気を表す言葉なのか、はっきりとは分からないという女性も多いのではないでしょうか。
「分かったつもり」になって話を合わせていると、いつか恥をかいてしまうかもしれません。
そこで、この「抜け感」という言葉が持つイメージをしっかりと理解しておきましょう。
抜け感を出すナチュラルファッション
ここ数年で「抜け感」という言葉をよく耳にするようになりましたね。
この抜け感という言葉はきっちりした着こなしの中にも、どこか自然体なナチュラルさや、適度に力の抜けたリラックス感が感じられる雰囲気の事を指します。
例えば、テーラードジャケットのボタンを全て留めてインナーには白のシャツ、ここにパンツを合わせてシューズはオーソドックスな黒のパンプスというコーディネートがあったとします。
このコーディネートで抜け感を出すには、まずジャケットのボタンを外し、インナーはVネックのルーズなシルエットのセーター、パンツの裾はロールアップにして、シューズはスニーカーなどを合わせると、適度に力を抜いた抜け感のあるコーディネートに早変わり。
このように、抜け感のあるファッションと言うのは力を入れすぎない、あるいはかっちりし過ぎないというのがポイントになります。
しかし、力を抜くことと手抜きをすることは全く違います。
抜け感を演出するファッションとは、力を抜くことによって生まれる「余裕」を大事にするものです。
あえてファションに隙を作ってあげる事によって周囲の人々も親近感を抱きやすくなり、人間関係も円滑に進むようになります。
抜け感を出す簡単なファッション
では、実際に抜け感を出すにはどうすれば良いかと言うと、まずは身体の中で細く見える首・手首・足首などを適度に肌見せしてあげましょう。
デコルテが開いたトップスを着たり、袖を少し捲ってみたり、パンツの裾はロールアップしてくるぶしを見せてあげたりすることで、コーディネートが軽やかになりこの軽やかさが抜け感に繋がります。
そして、一度しっかりと洋服を着てから着崩してみるもの良いでしょう。
パンツインしていたトップスの裾を部分的に出してみたり、きれいめなジャケットを羽織りながらもネルシャツを腰に巻いてみるといったテクニックも使えます。
また、洋服だけでなくヘアスタイルでも抜け感を演出したい場合は、タイトにせずふんわりと無造作にスタイリングしてあげましょう。
平凡な1つ結びでも、髪の毛を巻いてトップの毛を引き出してあげるだけで抜け感を伴ったヘアスタイルを作る事が出来ます。
関連:余裕と自信を演出する「抜け感」メイクのやり方やファッションとは?
知っているようでよく知らなかった「抜け感」。いざファッションに取り入れようとしても、中々上手くいかない女性も多かったのではないでしょうか。
しかし、抜け感を作るのは意外と簡単です。余裕のある大人の女性になるために、今日から抜け感を味方につけましょう。