お腹周りや太ももなど、下半身に特に贅肉がついてしまう「下半身太り」。

このような太り方は男性には見られない女性特有の太り方で、一般的には「洋ナシ体型」「埴輪(はにわ)体型」などとも呼ばれています。

下半身太りになってしまうとどんなファッションをしてもいまいちバランスが悪かったり、足が短く見えるなどの弊害が出てきてしまいます。

なぜ女性だけが下半身太りになってしまうのか、その原因と対策を知れば実は案外簡単に贅肉を落す事も夢ではありません。

下半身太りしてしまう原因は?

下半身太りしてしまう原因は?

下半身太りになる大きな原因は、加齢によって筋肉が衰えることや姿勢の悪さからくる骨盤の歪みです。

特に骨盤の歪みによって下半身太りになるケースはとても多く、欧米の人々に比べて下半身が太りやすい体質だと言われている日本人の遺伝子の影響も相まって、30代を超えると急に下半身太りに悩まされる女性は多いと言われています。

女性の骨盤は女性ホルモン過剰分泌されるときに骨盤靭帯と呼ばれる骨の一部が緩むため、このような動きが繰り返される影響で男性と比べて骨盤が歪みやすくなっているのです。

 

また、このような筋肉の衰えや骨盤の歪み対策を行なっても、食生活が原因で下半身太りが加速してしまうケースもあります。

下半身太りの手助けをしてしまう食事は塩分を多く含んでいる食事です。

塩分を取り過ぎると身体がむくみ、このむくみを放置しておくと知らず知らずのうちに脂肪となってしまい、下半身太りとなってしまうのです。

 

下半身太りを改善するには?

下半身太りを改善するには?

下半身太りを改善するためには、毎日少しづつダイエットを行なう方法が重要です。

食事面では太る原因になってしまうむくみを取るために、食事は塩分を控えめなメニューを心がけ、むくみに効果があるカリウムやカルシウムといったミネラル成分の摂取も積極的に行なうようにしましょう。

 

さらに、血液を全身に流してあげるように足の筋肉を鍛えてあげることも大切です。

ただし鍛えすぎても筋肉で凝り固まってしまうので、運動した後は必ずマッサージをしてリンパ腺の流れをスムーズにしてあげることを忘れないようにしましょう。

せっかく運動して足の筋肉を鍛えても、マッサージをせず放置していたのでは今度は筋肉が凝り固まって「筋肉太り」になってしまい、足が太く見えてしまいかねません。

 

下半身太りは女性にとっては深刻な悩みの1つですが、毎日ちょっとした運動を取り入れることで徐々に体質改善していくことは十分に可能です。

美しいボディラインを手に入れるために、下半身太りとは無縁の生活を手に入れたいものですね。