ダイエット中はビールは控えた方が良い、中年男性が太っているのはビールを良く飲むからというイメージが強く、すっかり「ダイエットの敵」となってしまったビール。
しかしその一方で、ビールには健康になるために欠かせない栄養成分が沢山含まれている事が話題となっています。
ビールには多くの栄養が含まれている!
ビールに含まれる成分の多くは、ビタミンやミネラルです。
特にビタミンB群はとても豊富に含まれており、その中の1種「ビタミンB2」は他のアルコールに比べて突出した量を含んでいるとも言われ、脳の働きを活発化させたり免疫力をアップさせる栄養素として知られる「ビタミンB6」の量も多いとされています。
そしてビールのホップには、様々な菌や毒素を排除してくれる抗菌作用がある事がわかっています。
ホップは安眠効果や食欲を増進させてくれるといった健康効果があるため、ビールを飲むと、生産性があがるだけではなく、精神的にもリラックスできるのです。
ビールを1日1杯程度飲んでいる人は全く飲まない人と比べて心臓病の発症リスクが低いと言われ、これはビールを飲むことによって体内の善玉コレステロールが増え、ドロドロ血液が改善されて血行が良くなるためです。
また、ビールはフラボノイドやイソフムロンといった抗酸化物質も含んでいるため、アンチエイジング効果も抜群。
世界でもビールの持つアンチエイジング効果には注目が集まっており、今ではたくさんの美容雑誌でも特集を組まれることが多くなってきています。
しかし、ビールにはプリン体や糖質も含まれているので、飲み過ぎてしまうと痛風などの病気になることがあるので適量を飲む様にしましょう。
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太る原因はおつまみにあり?
このように、ビールは体に良い成分を豊富に含んでいるため積極的に飲みたいアルコールの1つです。
それでもどうしても「太る」というイメージが頭から離れず、本当に飲んでも太らないの?と思う方もいるでしょう。
そもそもビールが太ると言われる原因は、実はビール自体にあるのではなくビールと同時に食べる高カロリーなおつまみのせいなのです。
おつまみには揚げ物やスナックなど脂っこい食べ物が多く、ビールを飲むと食欲が高まりついついこのようなおつまみを食べ過ぎてしまい、結果的に肥満になってしまうのです。
おつまみは低カロリーのヘルシーなものを選び、少ない量を時間をかけて食べることを心掛ければ、ビールを飲んでも太ることはありません。
毎日1杯のビールを飲むことで、沢山の健康効果の恩恵を受けることができます。
これからは太る飲み物ではなく、健康に良い飲み物としてさらにビールに注目が集まっていくことでしょう。