私たちはだれしも自分の健康に気を配りますし、いつまでも美しくありたいと思うのは自然なことです。そのために人それぞれ、様々な努力をしていると思います。
もちろん、人によって体質が異なるので、他の人にふさわしい健康法がそのまま自分にとっても役立つとは限りません。
しかし、人間の体が健康であり続けるためには、いくつかの基本的な欲求を満たす必要があります。
食欲を抑えることはダメ!
欲求の中には寝ることや食べることが含まれますが、人が健康であるためには毎日、一定の時間の睡眠をとることや一定の量の栄養分を摂るために食事をすることが欠かせません。
睡眠や食事を削ると体に害が及び、美容と健康には悪影響となってしまいます。
しかし、中には体重を気にする余り、大切な食事の量を抑えようとする人たちがいます。食べる量を減らせば体重も減るだろうと考えるのです。
ところが私たちの体は摂取する食事の量が減ってきたと察知したなら、その分、体に悪影響を与えないように体内に入ってきたものをため込もうとするのです。
結果的に食べる量を減らしても体重は変わらないということになります。
では、食事の量を減らさずに健康的な生活を送るにはどうすれば良いでしょうか。
それは「体を動かし運動をすること」です。シンプルなことですが、毎日意識的に体を動かすように努力すれば、美味しい食事を普通に楽しみつつ美容と健康に気を配ることができます。
では、どのように普段の生活の中で体を動かせるでしょうか。
普段の生活で運動を意識してダイエット
たとえば、今までエレベーターやエスカレーターを利用していた所で階段を使うこと、車で出掛けていた場所に自転車や徒歩で行くことができます。
また、階段は一段ずつ上り下りするよりも、一段飛ばしをしたほうがエネルギーを消費します。
歩く時にはかかとを付けずにつま先で歩くことや、心持ち早歩きをすること、家事をしている時にも可能ならつま先立ちをすることもできるでしょう。
家でゴロッと寝転がることがクセになっているのであれば、改めるようにしましょう。買い物の際は、お店のカートを使わずにカゴを持つようにするのもよいでしょう。
このように、日常生活で意識して一工夫するだけでエネルギーの消費量を増やすことができるのです。
そしてエネルギーを消費するよう心掛けていれば、基本的な欲求の一つである食事量を減らさずに美容と健康を保つことが可能になります。
毎日の生活で意識して体を動かして、自然の欲求に逆らうことなく健康を保っていけるといいですね。