合わせるアイテムを選ばず、1年中使いまわせる万能アイテムの「デニム」。

中でもウォッシュ加工やヴィンテージ加工、クラッシュ加工などを施したデニムは、それだけでオシャレな雰囲気を作り出せるため非常に高い人気を誇る定番アイテムですよね。

しかし今年は、そんな加工デニムの新しいトレンド「ハーフブリーチ」が大流行の兆しを見せています。

簡単に出来るハーフブリーチ加工

簡単に出来るハーフブリーチ加工

ハーフブリーチ加工とは、その名の通りデニムの半分だけの色を落した加工方法で、使用するブリーチ剤や塗布の時間によってその色の落ち方も様々に変化するのも魅力の1つ。

ハーフブリーチはブリーチ剤さえ用意できれば自宅で加工することも可能なため、ユニクロやGUで購入できる様なプチプラのデニムで試してみると、意外にハマってしまうかもしれませんよ。

 

ハーフブリーチ加工のやり方はとても簡単です。

用意するものは市販のブリーチ剤とゴム手袋、直線状にブリーチしたい場合は、マスキングテープを準備しておきましょう。

市販のブリーチ剤は短時間で一気に色を落すことが出来ますが、不安な方はデニム用の脱色剤を使用しても問題ありません。

ブリーチ剤や脱色剤を使用するときは野外で作業を行なうか、しっかりと換気を行ないながらマスクを着用するなどして、身体を保護する事を忘れないようにしましょう。

 

実際にデニムをハーフブリーチする方法ですが、まず床に新聞紙やビニールなどを敷き、その上にデニムを置いてシワをしっかりと伸ばしておきます。

ブリーチ剤は深さのある容器に入れて刷毛を使って塗布するか、スプレー容器に入れて色を落したい場所に少しづつ吹きかけていくと良いでしょう。

 

仕上がりを綺麗にするコツ

ハーフブリーチ加工の仕上がりを綺麗にするコツ

この時、デニムを二分する境目にマスキングテープを張っておくと、仕上がりが綺麗な一直線状になりますし、斜めの線や複雑な線の形にブリーチしたい時も、マスキングテープを使うと個性的な加工デニムを作ることが出来ます。

ブリーチ剤が浸み込んでいくと、デニムの色が徐々に白っぽく変化していきます。

好みの色合いになったら数回水を替えながらすすぎ、洗濯機で洗って乾かせば完成です。

この方法はボトムだけではなく、シャツやバッグなど、デニム生地を使っているアイテムになら何でも使用することが出来ます。

 

ハーフブリーチ加工をしたデニムは、さらにクラッシュさせてダメージ感を出したり、自分でデザインした柄をプリントしたりすることで世界に1つだけのオリジナルアイテムになります。

似たようなリメイクに飽きたという方は、お手軽でとっても面白いハーフブリーチデニムをぜひ試してみてはいかがでしょうか。