女性の体はとてもデリケートで複雑です。女性は1ヶ月で3人の人格が現れるとも言われます。
まず、生理前はイライラして攻撃的な人格、次に生理中は情緒不安定な性格、そして整理後は穏やかな性格です。
人格を変えてしまうほど「生理」というものは女性の体に深く影響を与えているのです。
そしてダイエットにも生理は深く関わっています。
生理の前は無理にダイエットをしなくてOK
生理の前はとても食欲が湧きますし、かなりむくみます。
生理というのは卵子が受精しなかったために、子宮内膜とともにはがれ落ちて外に排出される現象です。
生理前はなかなか体重が減りにくく、生理後は体重が簡単に減る場合が多いです。
私の実体験として、生理前はとても体がむくむ傾向にありました。
基本的な生活態度を見直すとだいぶ良くなりましたが、それでもいつもよりは多少むくみますし、かなり食欲がわき自分でも驚くほど食べてしまうことがあります。
しかし生理前はこの状態で良いのです。この時はどんなに過度なダイエットをしても逆にあまり意味がありません。
食べたいのに食べずにストレスをためるくらいなら、しっかりと食べて生理後に備えましょう。
私は生理前は体重が2キロ近く増えるのですが、生理が終わると自然と体重は元に戻ります。ダイエットをしている時に、この生理後に体重が減りやすいという現象をうまく使って成功した経験があります。
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生理が始まったら水分をしっかり摂る!
生理が始まると急に食欲がなくなるので、無理して食事はとろうとせずに、貧血を防ぐために水分をしっかりとりましょう。
そして生理後にあまり暴飲暴食をしないようにすると、自然と体重が落ちていきます。
ダイエットをしていた頃は、少し頑張って食事の量を減らしていたのですが、ずっと少ない食事で過ごすよりも生理後に食事量を減らすという方法の方が、ストレスも少なくダイエット効果が出やすかったです。
生理後の食事に気を付けることで、ダイエットの効果を実感できると思います。
最近の女性は無理なダイエットをしている人が多いのですが、それは本当に危険です。
今は健康面で大丈夫でも、骨密度が減り骨折をしやすくなったり、年を取った後で後悔することも増えます。
女性の体の構造をしっかり把握すると自ずと自分の適性体重が分かります。増えもしないし減りもしないのがその人の適正体重なのです。
自分の適正体重を知り、それをキープするためにきちんとした生活をおくることが健康的に痩せる一番良の方法です。