目にいい食材というとブルーベリーが代表的ですが、ブルーベリーを毎日摂り続けるのは難しいものがあります。
もっとスーパーで手軽に買えて、毎日の食事に取り入れやすい食材で目の不調が改善出来ると嬉しいですよね。
ブルーベリーのアントシアニンの他にも、目にいい成分が含まれる食材はたくさんあります。
「アスタキサンチン」という赤い成分は植物や魚介類に豊富に含まれており、粘膜の劣化、ドライアイなど目の不調改善に効果的です。
活性酸素による酸化防止にもなり、目だけではなく体のアンチエイジングも同時にできます。
赤い食材それぞれに効能が異なるので、その時々、目の悩みに合ったものを取り入れるのが良いでしょう。
目の不調改善に効く3大食材
鮭の赤い色素アスタキサンチンは、鮭が赤い藻類を食べて作られるもので、目の細部まで届く数少ない成分といわれています。
抗酸化作用が高く、目の粘膜の劣化を抑えドライアイを改善します。
紫外線やブルーライトでダメージを受けた目は、放っておくと劣化し視力低下になってしまうので現代人が最も気をつけたいトラブルです。
トマトに含まれるリコピンも、こうした目の血流を促して疲れ目を解消します。完熟したものほど多く含まれるので、購入する時は真っ赤なものを選びましょう。
目のビタミンとも呼ばれるβーカロテンを持つ人参は、網膜の奥にある視細胞を活性化する働きがあります。
油で調理すると吸収率がアップするので、炒めものには積極的に人参を取り入れましょう。
他にも目に良い食べ物
亜鉛が不足すると目が見えづらくなると言われますが、亜鉛はレバーに多く含まれており、視力低下の防止、目の粘膜に必要なコラーゲンを合成する役割があります。
また、暗がりでものを見るための機能をサポートするビタミンAも豊富です。焼き鳥や炒め物にすると摂りやすいですね。
果物ではイチゴやレモンに豊富に含まれているビタミンCが、白内障の原因や水晶体のにごりを防いでくれます。
ビタミンCは体内で生成できないので、気がついたら小まめに摂るようにしましょう。
水晶体の細胞は入れ替わるスピードが遅いため、糖化物質が蓄積すると視力低下を招きます。
白米や白砂糖など100%精製されたものは糖の吸収が早いので、なるべくゆっくり食べる、飲むといった事を心がけるようにしましょう。
目にいい赤い食材はスーパーだけでなく外食のメニューにも多く使われているので、意識しておくといつでも取り入れる事ができます。
将来的に目のトラブルで悩まないためにも、体の中から元気な目をつくりましょう。