女性の中には、自分のお尻の大きさにコンプレックスを持っている女性も多いはず。大きいお尻は「安産型」などと呼ばれ出産に適していると言われていますが、一方でパンツを履いたときにヒップが目立ち、スタイルが悪く見えてしまうというデメリットもあります。
女性なら誰しもきゅっと引き締まったヒップを手に入れたいですよね。そこで今回は、ヒップを小さくするのに役立つエクササイズや、ファッションでの体型カバーのコツをご紹介します。
お尻を小さくしたい女性は、ぜひ参考にしてみてください。
まずはお尻が大きくなる原因を知っておくことが大切
女性のお尻が大きくなってしまう原因は、主に骨盤の歪みや毎日の生活習慣の中で生まれる姿勢の悪化、運動不足による筋肉の衰えなどが挙げられます。
まず、女性のお尻を大きくする原因で最も多いのが骨盤の歪み。女性は出産で一旦骨盤が開いて位置がずれてしまうとなかなか元の位置に戻りづらい傾向にあり、骨盤が歪んでいる状態が長く続くとウエストからお尻にかけて脂肪がつきやすくなって、お尻自体も肥大してしまいます。
また、毎日の生活の中で頻繁にヒールを履いて内股気味に歩く癖があったり、長時間イスに座ったまま猫背になりがちであったりすると姿勢が悪化していき、お尻周辺が血行不良に陥り脂肪がついておしりを大きくしてしまうのです。
女性は男性に比べて筋肉の量が少ないです。そのせいで普段から運動をする習慣がないとお尻の筋肉が衰えてしまうとも言われており、こうした習慣がお尻のたるみを招きヒップを大きくしてしまうケースもあります。
お尻を小さくしたいなら骨盤矯正でズレを治す
骨盤の歪みを矯正することによって、お尻を引き締め小さく見せることができるようになります。骨盤矯正とはズレた骨盤を元の位置に戻すためのマッサージやエクササイズです。
骨盤矯正は自分で行なうこともできますし、不安であればエステや整骨院などで施術を受けることが出来ます。
自分で骨盤矯正を行なう場合は、市販の骨盤矯正ベルトを腰に巻いた状態で腰を回すだけでOK。
床にヨガマットを敷き、その上に仰向けに寝転んで片足を胸に引き上げる動きを左右それぞれ5回程度行なうと、さらに高い骨盤矯正効果が得られますよ。
骨盤矯正ベルトはタオルでも代用できますので、タオルを4つ折りにして腰に結び腰を回す運動をしてみましょう。
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血行不良によるお尻の肥大に効くリンパマッサージ
姿勢が悪かったり長時間椅子に座ることによって血行不良が起きてしまい、お尻が大きくなることがあります。そんな時はお尻周辺の血行を改善することが大切です。
血行促進に効くのは老廃物を排出してくれるリンパマッサージ。リンパマッサージを行なう時は、お風呂あがりなど身体が温まっているときを選び、手でげんこつを作って指の第二関節をお尻に当てたまま下から上へ持ち上げるようにして押し揉んでいきます。
このとき、ゴリゴリした感触があれば老廃物が溜まりセルライトになっている証拠です。ゴリゴリとした質感がなくなるまで念入りに揉みほぐしてください。
お尻をマッサージするときは皮膚が摩擦で傷つかないようボディクリームなどを塗った状態で行なうのが鉄則です。
何も塗らないままマッサージをしてしまうと、皮膚が色素沈着を起こして黒ずむ原因になるので注意しましょう。
大きいお尻を小さく見せる体型カバーのコツ
エクササイズやマッサージを続けても、お尻はすぐに小さくなってくれるわけではありません。そんな時は手っ取り早くファッションでお尻の大きさをカバーしてあげるのがおすすめです。
お尻を小さく見せたいときは、オーバーサイズよりも身体のラインが出るくらいタイトなシルエットのボトムスを選ぶのが正解!
お尻が大きいとその大きさを隠したあまり、ボーイフレンドデニムやワイドパンツのようなルーズなシルエットボトムスを選んでしまいがちですが、実はジャストサイズのパンツを選んだ方がお尻がきゅっと引き締まり目立ちません。
さらに、ボトムスのカラーを黒やネイビー、デニムであれば濃いインディゴなどにしておくとお尻はより目立たなくなります。
この他にも、お尻から視線を逸らすためにアシンメトリーなシルエットのボトムスを履いたり、カーディガンやネルシャツを腰巻きにしてウエスト周りに動きをプラスするなどのテクニックもお尻の体型カバーにはとっても有効ですよ。
お尻の大きい女性はグラマラスでセクシーな魅力がありますが、その大きさをコンプレックスに感じる女性が多いのも現状です。
お尻の大きさは生まれつき決まっているものではなく、後天的に大きくなるケースがほとんどです。なのでお尻が大きいと諦めずに毎日ケアしてあげることで小さくすることも可能なのです。
小さくきゅっと引き締まったヒップを手に入れたい女性は、ぜひ骨盤矯正エクササイズや血行改善マッサージ、そしてファッションの体型カバーテクニックを駆使してみてはいかがでしょうか。