アロマや香水を嗅ぐだけで痩せることが出来る「香りダイエット」。
運動も食事制限もせずに、香りを嗅ぐだけで痩せられるなんてとっても魅力的なダイエット方法ですが、沢山の種類の中からどんな香りを選べばいいか悩む人も多いはず。
今回は、そんな香りの中から特にダイエット効果の高い3つの香りをご紹介します。
ダイエット効果抜群のグレープフルーツ
ダイエット効果のある柑橘系の果物の代表「グレープフルーツ」は、直接食べなくても香りを嗅ぐだけで痩身効果が期待できると有名です。
グレープフルーツの香りを嗅ぐと、人間の脳はその匂いに反応して交感神経に刺激を与えます。交感神経は血行や脂肪燃焼を司る自律神経の一種です。
交感神経が刺激されて活発に動き始めると、血行が促進されて体内のエネルギー消費量が上がり、より脂肪が燃焼されやすくなります。
グレープフルーツと同じ柑橘系の果物の匂いを嗅いだ時にも同じように交感神経が活性化されるのことが分かっており、この働きをもたらすのは、柑橘系の全ての果物に含まれる「リモネン」という香り成分の影響だと言われています。
刺激的なペパーミントで食欲抑制
爽やかで清涼感のあるペパーミントの香りは、空腹時に嗅ぐと食欲を抑えてくれる効果があります。
これはペパーミントの強烈な香りが、脳の「空腹を感じている」という信号を紛らわせて意識を空腹から匂いの刺激に移らせるためです。
ペパーミント自体が直接脂肪を燃焼させるような働きを持っているわけではありませんが、食事の1～2時間前にペパーミントの香りを嗅いでおくと、食欲を紛らわせて過食を防ぐことが出来るというわけです。
また、普段からペパーミントの香りのリップクリームやハンドクリームを利用していると、間食を防いで摂取カロリーを減らすのに役立つとも言われています。
甘い匂いは逆に食欲を刺激して空腹を感じやすくなりますので、これからはペパーミントの香りを身近に置いておくと良いかもしれせんね。
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金木犀の香りは空腹感を紛らわせる
秋に花を咲かせる金木犀（きんもくせい）は、ほのかに甘い独特の香りを放つ植物です。
実はこの金木犀の香りを嗅ぐと、食欲増進を促すオレキシンという成分の分泌を抑えられることが分かっています。
オレキシンは主に炭水化物から摂取される体内の糖分が足りなくなったときに、血液中の糖濃度に反応して分泌される成分です。
つまり、身体がエネルギー不足に陥ると血液中の糖濃度が低下するため、脳が「空腹を感じています」というサインを送ると同時にオレキシンを分泌させ、食欲の増進を促してしまうのです。
頻繁に空腹感を感じるときは軽く金木犀の香りを嗅ぐようにすると、食欲を抑えてくれるのでぜひ試してみてくださいね。
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このように、香りはそれぞれの植物によって得られる効果も違ってきます。
自宅にいる時はアロマオイルを焚いて職場ではポプリを利用するなど、香りをもっと身近に取り入れると特別なダイエットをしなくても、スリムなボディになれるかもしれません！
