毎年夏が来ると浴衣の女性達をお祭り会場で大勢見かけるようになりますが、そんな女性達の中には残念な着こなしをしている方も見られます。

せっかく浴衣を着たものの仕草や歩き方、小物がイマイチだと印象がプラスになるどころか、むしろマイナスになることもあります。

そこで、浴衣を正しく着こなし雰囲気から美人になるポイントを紹介します。

浴衣に似合う髪型で後ろ姿美人に!

浴衣の似合う髪型で後ろ姿美人に!

まずは後姿を美人に見せる髪型ですが、なんといっても「うなじ」を見せることが大前提です。

そのためにもアップスタイルにすることはもちろんですが、お団子や編みこみをして後れ毛が出ないようにまとめると、清潔感が出るため女性らしさがアップします。

可愛い雰囲気を出したい場合にはピシっとまとめすぎず、ふんわりゆるめに毛先を遊ばせるのも素敵です。

 

また、必ずうなじの処理を忘れないようにしましょう。

美容室や理容室でお願いするのも良いですし、自分で電気シェーバーなどで慎重に剃るのも良いでしょう。

男性はうなじをよく見ているので、うなじの処理を怠っているとせっかくの浴衣姿も台無しです。

 

美しく見せる歩き方

浴衣を美しく見せる髪型

次は美しく見せる歩き方です。着慣れない浴衣だとどうしても小さい歩幅でぎこちなくなりがちですが、かといって大股で大胆に歩いてしまっては女性らしさなど感じられません。

歩き方は背筋をピンと伸ばし、膝を曲げずにまっすぐ足を伸ばして歩きましょう。

内股にするのもいいですが、まずはとにかく猫背にならないように背筋を張り、つま先から地面に着地するように歩くことを心がけましょう。

その際、前をしっかり向いて一直線上をモデルウォーキングをするような気持ちで行うと、気分も上がりより美しく歩けるようになります。

歩き方は慣れも大切なので、浴衣を着た後に少し鏡の前で歩く練習をすることをおすすめします。

 

さらに浴衣を美しく見せる仕草

さらに浴衣を美しく見せる仕草

最後は仕草ですが、自分は女優だと思い込みながら動くと美しく見えます。いつどこから見られてもいいように、細かいところまで気を配るようにしましょう。

最も女性らしく見せる仕草は手の仕草です。指先まで意識し、何かを取るときに浴衣の袂をそっと片方の手で優しく押さえるとそれだけで浴衣美人度が上がります。

また、浴衣の裾がはだけないように座るときには裾を手で押さえ、足元に注意をして優雅に座りましょう。

何かを行う際には片手だけでなく両手で行うことを意識すると、自然と美しい仕草になるので特に注意してもらいたいポイントです。

 

ここまで心掛けて行えば十分浴衣美人になれますが、忘れがちなのは些細な仕草です。

笑い方も普段より上品に口元を手で隠す、小物を持つ時もがさつに持たないなど細かい箇所にも気を気張りましょう。

以上を頭に入れて鏡の前で事前に動いてみれば、当日のお祭りでも自然と美しく浴衣を着こなすことが出来るので、ぜひ心に留めてみてください。