スタイルを美しく見せるファッションテクニックはたくさんあります。
ここではその中でも簡単で取り入れやすいテクニックを二つ紹介します。
ファッションに三角形を入れる
スタイルアップテクニックの一つ目はトライアングルです。
好きなファッションのどこかに三角形を作れば、それだけでスタイルアップにつながります。正三角形でも逆三角形でもOKです。
例えばVネックのTシャツを着たり、V字デザインのネックレスなどをすれば胸元に逆三角形を作る事が出来ます。
首の詰まったニットや丸首Tシャツでも、カーディガンやジャケットを羽織ることで三角を作れます。
カーディガンやシャツをプロデューサー巻きにして斜めに巻くなど、巻き方を工夫することで後姿をスッキリと綺麗に見せることができます。
ボトムスなら裾の広がったスカートや、ガウチョパンツなどを履くだけで簡単にトライアングルができます。
サロペットなどのオールインワンでも、腰まわりに余裕のあるサルエルタイプのものを選べばひし形のラインができます。
また、大きめのTシャツやスウェットにスキニーやホットパンツなどを合わせると、全体的なシルエットが逆三角形になるのでスタイルが良く見えます。
シューズにも甲部分のデザインをVラインを取り入れると足元がすっきりするので、どこかワンポイントだけでもトライアングルをつくれば、それだけでグッとスタイルアップできるのです。
軽く肌を見せるファッション
二つ目のテクニックは首見せです。首、手首、足首は体の中でも特に細いパーツです。
気になる部分を隠すだけでは、ダボっとして逆にぽっちゃりした印象を与えてしまうこともあります。
そこで自信のある部分や比較的細いパーツはあえて見せるようにすると、目の錯覚で全体的に細く見せることができるのです。
シャツの袖やパンツをロールアップするのは基本です。ヘアスタイルをアップにしても首回りがすっきりしますし、上記のトライアングルを胸元に取り入れるとよりスタイルよく背が高く見えます。
特に手首か足首のどちらかは出すように意識しましょう。どちらも出せないファッションの時は、シューズの甲が広く開いているものを選んでください。
ビッグTシャツを着ていても、もこもこニットを着ていても、どこかでほっそりした肌が見えていると全身が細く見えます。
ショート丈のトップスは、下にキャミソールを着ていてもウエストがくびれて見えるのでスタイルよく見えます。
これらのテクニックはファッションの流行にとらわれず、世代も選びません。
どの時代、どの季節に誰が取り入れても自然にスタイルが良く見えるテクニックなので、覚えておいて損はないかと思います。