朝のスキンケア後に一本でメイクが完成する「BBクリーム」は、時短になるために多くの女性に愛用されている便利アイテムです。
下地やコンシーラーの面倒な手間が省けてカバー力に長けているので、とりあえずこれを塗れば安心して外出できますよね。
ただ、一本ですむという事は厚塗りになったり、顔がのっぺりとした印象になりがちです。
かといって上からハイライトやツヤ感のあるパウダーを重ねると、さらに素肌感から遠ざかってしまいます。
BBクリームのカバー力を生かしつつ透明感をアップさせたいなら、ほんの一手間の「CCクリーム」をプラスするだけでOKです。
CCクリームで素肌が底上げされたような効果を
BBクリームは本来、やけどや医療後の肌のために開発された製品なので、クリームの「色」で肌をカバーするという傾向にあります。
一方、CCクリームは素肌カラーを補整するのが目的なので、多目に塗っても厚塗りに見えず素肌感を演出してくれます。
スキンケアでの保湿成分を閉じ込め肌の表面をつるんと整える効果もあり、ナチュラルメイクであればこの後にパウダーだけでも充分です。
BBクリームやファンデの色味でカバーするのではなく、本来の肌の色を活かし潤い感を出す方向に持っていくと、より若々しい肌に見えます。
ノーカラーのものが自然な素肌感が出ますが、顔全体にくすみが強い場合は薄い色がついたものを選ぶと良いです。
最近では、ニキビや肌荒れに悩んでいる方向けのCCクリームも登場しています。
重ね方となじませ方で透明感アップ
CCクリームを塗るときは広い部分からのばしていくのですが、この時に多少厚くなっても全く問題ないのがCCクリームのいいところですね。
塗った部分は光がめぐるようなツヤ感が出て肌全体が潤った印象になるので、首からデコルテまで丁寧にのばすのが自然な仕上がりのポイントです。
全体になじませたら、重ねづけで気になるポイントをカ部分的にカバーしましょう。
目の回りの小ジワや乾燥には、上下まぶたに優しくすべらせトーンアップさせます。
唇の両口角に少量なじませると、光の効果で口角が上がって見え清潔感を出す事ができます。
肌に光があると細かいシワやくすみを人の目からパッと飛ばす効果があるので、CCクリームを使ってその効果を利用しましょう。
基礎の段階で肌をキレイに見せる一手間を加える事で、仕上がりが格段に良くなります。
ここでしっかり土台を作っておけばBBクリームやファンデも少量ですみ、それがまた透明感につながります。
きっちりメイクにもナチュラルメイクにも応用のきくCCクリームで、光の集まるみずみずしい肌を目指しましょう!