忙しい社会人がダイエットのために時間を作るのは中々難しいもの。
夜遅くまで運動をしていると次の日に疲れを残してしまったり、貴重な休日はどうせなら自分の趣味に時間を使いたいですよね。
やりたい事を我慢して無理にダイエットを続けても、いつかは挫折してしまいます。
そんな時は朝のちょっとした時間に、痩せやすい体質を作るために効果的ないくつかの習慣を取り入れてみましょう。
簡単な朝ストレッチで代謝をあげる
運動が苦手な方や社会人になってから運動をしなくなったという人は、体の筋肉が凝り固まって痩せにくい体質になっている可能性があります。
だからといっていきなりジョギングや筋トレなどの激しい運動をしなくても、朝に軽いストレッチを行なうだけで、筋肉が柔らかくなり基礎代謝が上がります。
やり方は簡単、朝起きたらベッドの上に座り、まずは手を組んでゆっくりと上へ上げ腕の筋肉を伸ばしてあげます。
この時足を肩幅程度に開いてゆっくりと開脚し、上半身を前へ倒しながら息を吐きゆっくりと5つ数えてまた上体を起こします。
次はベッドの上に仰向けになり、両腕で肘をしっかりと掴んだら左右へ腕を伸ばし二の腕の筋肉を伸ばします。
動作は常にゆっくりと行なうように心がけ、息を止めないことがポイントです。
朝に強く、いつでもしっかりと起きられるという人はラジオ体操を行なうのもおすすめです。
ラジオ体操は3分程度の短い時間の中に筋肉を伸ばす、曲げる、ねじるなどの沢山の動きが含まれていますので、就寝中に固まった体をほぐし血行促進効果も期待できます。
ストレッチ後は白湯で腸を刺激!
ストレッチが終わったら、必ずコップ1杯の白湯を飲むようにしましょう。
朝に白湯を飲むと眠っていた内臓が目覚め、代謝をアップさせるのに役立ちます。
白湯ではなく水でもかまいませんが、体温に近い温度の白湯は体を温めて、寝ている間に水分を失ってドロドロ状態になっている血液をサラサラに戻してくれる効果もあります。
飲むときは少し時間をかけるようにして、コップ1杯の白湯を5分くらいで飲むと良いでしょう。
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朝に水や白湯を飲むと腸が刺激されて便意を感じるようになります。
毎朝できるだけ同じ時間に水や白湯を飲むようにすると、便意を感じるタイミングも規則的になるので便秘になりにくいのです。
起床直後は腸が活発に動き始める時間ですから、遅くても30分以内には腸に水分を届けてあげるようにしましょう。
たとえ便意がなくてもトイレに行く習慣をつけると、自然と便意を感じるようになります。
朝は身支度に時間がかかりますので、トイレにかける時間は短くてもかまいません。朝にちょっとした習慣を取り入れるだけで、体は驚くほど変化します。
いきなり急激なダイエットを行なうよりも、毎日少しづつ確実に痩せやすい体質を作っていく習慣を身につけたいですね。