スキンケアでは十分気を使っているのに、いつも吹き出物が出来てしまうという方は、日常生活の中で無意識に「吹き出物を作りやすい行為」を行なっている可能性があります。
自分の日常生活を見直しながら、吹き出物やニキビの出来やすい行為をしていないか、もう一度確認してみましょう。
いつも同じ枕カバーを使っている
ベッドの布団はマットレスは定期的に取り替えるという女性でも、枕カバーの洗濯はついつい忘れがちになってしまうことが多いのだそう。
でも実際は、布団よりも枕のほうが顔に触れている時間は長いのです。
こまめに取り替えず、いつまでも同じ枕カバーを使用していると、皮脂や寝る前に塗った化粧水や乳液、美容液などの成分が染みこむ事で繁殖した雑菌と一緒に眠っているようなもの。
これでは、どれだけスキンケアに気を配っても、吹き出物が出来てしまうのも当然です。
枕カバーはいくつか予備を用意しておいて、2~3日ごとに取替え、いつも清潔な枕で眠るようにしましょう。
ロングヘアーの女性は髪を縛る習慣を
ロングヘアーの女性で髪を縛らず、そのままにしている状態では、うつむいたときに顔に髪が触れやすくなります。
髪には、コンディショナーなどのヘアケア製品の成分が残っているため、髪が何度も顔に触れると、毛穴の奥に成分が入り込んだり、毛穴を刺激するなどして、吹き出物などの肌トラブルが起きやすくなります。
ロングヘアーならば髪を縛る、また、前髪を作っている女性は、プライベートなシーンではターバンやヘアピン、ダッカールなどを使って髪をアップにしておくだけでも、吹き出物ができにくくなりますよ。
ピーリングのやりすぎで吹き出物ができる?
古い角質を取り除き、肌のターンオーバーを促してくれるピーリング。
週に1回程度の間隔で行なうのならば問題はないのですが、あまり頻繁にやりすぎると肌の角質が傷つき、皮脂が大量分泌されて吹き物が出来やすくなります。
顔の皮膚はとてもデリケートなもので、一度のピーリングでもかなり大きなダメージを負います。
そこにまたピーリングをして刺激を与えては、本来の肌が持っている皮脂の分泌量のバランスを崩してしまうことになりかねないので、気をつけておきたいですね。
吹き出物が出来るのは、不規則な食事や生活習慣が原因だと思われがちですが、日常生活の中で行なっている何気ない行為の中にも、いくつもの原因が隠れているのです。
今回ご紹介したような習慣は吹き出物を作り、肌を傷つけるだけなので、普段から意識して行わないようにすることが大切です。