シンプルで着回し力の高い無地のTシャツは、洗練された大人のセンスを感じさせるアイテムです。しかし、シンプルなだけにデコルテなどが寂しく見えてしまうのも事実。そんな時に役立つのが、絶妙な華やかさを与えてくれるアクセサリー使いのテクニックです。
無地のTシャツにアクセサリーをちょい足すると華やかさが出るだけでなく、ファストファッションのプチプラTシャツでも高級感が生まれます。
覚えておいて損はない無地Tシャツとアクセサリーのコーディネート術をマスターしておきましょう。
Tシャツをレディに変える大ぶりネックレス
海外セレブやモデル達の間で流行しているのが無地のTシャツに大ぶりなビジューやパール、チェーンを使っているゴージャスなネックレスを合わせるテクニック。ボリュームのあるネックレスを胸元にプラスすると無地のTシャツが一気に華やかになり、都会的な印象になります。
また、ネックレスのボリューム感のおかげでデコルテが華奢に見え、相対的に顔を小さく見せてくれるなど女性にとって嬉しい効果がたくさんあります。
ロゴTシャツや柄をデザインしたTシャツにゴージャスなネックレスを合わせると上半身がややうるさい印象になってしまうので、こうしたネックレスをおしゃれに見せることができるのは、無地Tシャツの大きなメリットだと言えるでしょう。
白やグレーのTシャツにはトーンが似ているシルバー系のネックレスを合わせ、黒やネイビーのTシャツにはシックなダークカラーやゴールドのネックレスがよくマッチします。
こなれ感を出すなら細チェーンのロングネックレス
あくまでTシャツをコーディネートの主役にするなら、さりげない細チェーンのロングネックレスがおすすめです。
ロングネックレスはTシャツに溶け込む一連タイプのデザインを選び、あえて装飾の少ないものにしておくとどんなTシャツにも上手く馴染んでくれます。
しかも縦に長いロングネックレスは全身のIラインを強調し、身長を高く見せてくれることからスタイルアップ効果も抜群。低身長の女性がこうしたロングネックレスを身につけると全身のバランスが良くなるので、Tシャツとロングネックレスの組み合わせはぜひ覚えておきたいテクニックですね。
おしゃれチョーカーで個性をアピール
襟ぐりが開いているラフなTシャツには、首にフィットするチョーカーが似合います。チョーカーはまだ日本ではそれほどメジャーなアイテムではありませんが、実は無地Tシャツのようなカジュアルなスタイルに合わせると一気にスタイルアップさせることができる万能アクセサリーなのです。
襟が緩くデコルテの露出が多くなるTシャツには、ゴージャスでボリュームのあるアクセサリーやロングネックレスを合わせるとだらしない印象になってしまいます。その点、長さも短く首とデコルテの露出部分を引き締めてくれるチョーカーはゆるTシャツにこそ似合うアクセサリーだと言えるでしょう。
清楚な美しさを醸し出すパールネックレス
パールネックレスはTシャツの持つラフさを中和し、清楚で上品なお嬢様コーデにシフトできるアイテムです。
クラシカルな雰囲気の一連タイプであれば短めものを選び、二連や三連タイプならばロングタイプがおすすめです。
パールネックレスはパールの粒が光を反射してくれるため顔も明るく見え、肌がトーンアップします。パールの粒が大きめのものほどこの効果は高いため、シーンによって使い分けられるよう何種類かのパールネックレスを持っておくととても重宝しますよ。
無増加感を演出できるロングタイ
アレンジ方法も多くTシャツコーデのアクセントになるのがロングタイです。ロングタイはスカーフを細く巻いたようなデザインで、Tシャツに合わせるとシンプルな中にもメンズテイストでクールな雰囲気がプラスされます。
首にかけて両端を垂らすだけでもこなれ感が出ておしゃれですし、首にひと巻きしてから両端を垂らしてもアクティブでレディな印象になります。
胸の前で軽く結び、ネクタイのようにして着こなすとスクール風のオールドスタイルにもマッチします。
ロングタイは華やかなアクセサリーをつけられないオフィスシーンなどで大活躍する今年要注目のアイテムですから、まずはどんなTシャツにも合わせやすい黒のロングタイからコーディネートに挑戦してみてはいかがでしょうか。
Tシャツは夏は1枚で、秋冬はアウターのインナーとして着ることができる着こなし力の高いトップスです。シンプルであればあるほどアウターやボトムスと合わせやすいのも事実ですが、もしさっぱりとし過ぎるようなら今回ご紹介したアクセサリーを足して華やかさやボリューム感を調整してみてください。
無地Tシャツとアクセサリーの組み合わせパターンを自分の中にストックしておけば、毎日のコーディネートも楽になり時間を有効に使うこともできます。
シーンに応じたコーディネートで、今年はTシャツを自由自在に着こなしてみてくださいね。