白く美しい肌を維持するために1年中気を抜けないのがUV対策。最も手軽なUV対策は日焼け止めを塗り紫外線をブロックすることですが、実はこの日焼け止めの塗り方もシーンによって変える必要があるということをご存知でしょうか。

ちょっと外出する時とアウトドアで1日中野外で過ごすときでは、当然浴びる紫外線の量も異なってきますし必要とされるSPFも違ってきます。

絶対に肌を焼きたくない!という女性は、必ず知っておきたいシーン別の日焼け止めの塗り方を見ていきましょう。

日焼け止めは使用するシーンによってSPFを選ぶ

日焼け止めは使用するシーンによってSPFを選ぶ

ドラッグストアや薬局などで日焼け止めを購入するとき、ほとんどの女性がまず日焼け止めに記載された「SPF」の値を確認すると思います。

このSPFは紫外線の中でも肌のメラニン色素を増やす働きをする紫外線のB波をブロックする効果を表しているもので、日焼け止めによって20〜50という値のバリエーションがあります。

SPFは数値が高ければ高いほど紫外線をブロックする効果が高いということになりますので、長時間野外で過ごすときは数値の大きな50、室内にいるときや短時間の外出なら20程度のSPFが適してるということになるのです。

 

アウトドアで長時間屋外で過ごすときはSPF50をチョイス

アウトドアで長時間屋外で過ごすときはSPF50をチョイス

サマーシーズンになるとキャンプやアウトドアなど屋外で過ごす機会も増えます。そんなときに適しているのは、紫外線をしっかりとブロックしてくれるSPF50の日焼け止め。

しかし、SPF50の日焼け止めは高い紫外線防止効果を持っている反面、肌への負担も大きく頻繁に使用すると肌の劣化を早めてしまう原因にもなります。

なのであまり日焼け止めに頼らず帽子や日傘といったUVケア・グッズを利用したり、長袖の上着やパンツを来て肌をできるだけ露出せずに日焼け止めを塗る部位を減らしてあげることも必要です。

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海やプールに行くときはウォータープルーフの日焼け止め

海やプールに行くときはウォータープルーフの日焼け止め

海やプールに行くときは、水着を着て水に浸かるため普通の日焼け止めをいくら塗っても効果がありません。

そんな時には水中でもしっかりと紫外線をブロックしてくれるウォータープルーフタイプの日焼け止めをチョイスしましょう。

ウォータープルーフの日焼け止めは水だけでなく汗にも強いという性質があるため、夏のレジャーにはぴったりです。

 

もしも日焼け止めが白浮きしてしまうときは、伸びもよくボディに使いやすい透明のジェルタイプを選ぶと良いでしょう。

ウォータープルーフの日焼け止めはしっかりとクレンジングをしないと落ちにくいというのがデメリットですが、ミルクタイプよりもジェルタイプの方が肌に残りにくく、お手入れも簡単なのでズボラ女子にもおすすめです。

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日常生活の中で使うなら肌に優しいSPF20〜30を

日常生活の中で使うなら肌に優しいSPF20〜30を

紫外線は夏だけでなく1年中降り注いでいるもの。白い肌をキープしたいと思ったら、日常生活の中でも常に日焼け止めを塗っておいた方が無難です。

日常生活の中で使用するならSPFは20〜30程度のものでも十分です。この日焼け止めをメイクの下地として使用しておけば、出勤時やちょっとした外出時の時も肌が焼ける心配がありません。

SPFが低い日焼け止めは当然紫外線のブロック効果も軽めです。そのためこまめに塗り直す必要がありますが、頻繁にメイク直しができない時はSPFの高い日焼け止めを塗るか、ファンデーションやコンシーラーにもUVブロック効果のあるものを選び、二重三重に塗り重ねておくと安心ですね。

 

室内でも日焼け止めを塗って肌をガードしよう

室内でも日焼け止めを塗って肌をガードしよう

紫外線は野外でのみ降り注ぐものと思ったら大間違い!実は紫外線はカーテンをすり抜けて室内にも侵入するため、室内にいてもいつの間にか肌が日焼けしてしまったということも珍しくないのです。

室内で最も紫外線が多い場所はやはり窓辺です。遮光用のカーテンをしている場合でも紫外線がガラス戸や床に反射して室内に入り込むため、室内への紫外線の侵入を完全に防ぐのは難しいと言われています。

 

室内にいるときの日焼け止めは、肌に負担がかからずソファやカーペットなどが汚れないパウダータイプがおすすめです。

パウダータイプの日焼け止めは細かい粒子が毛穴に入り込んでしっかりとUVケアを行ってくれる一方で、ジェルやミルクタイプの日焼け止めと違ってソファーやカーペットに触れても汚れることがありません。

また、パウダータイプはクレンジングで落としやすく肌への負担も軽いため、皮膚へのダメージを最小限に抑えてくれるのも嬉しいですね。

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このように日焼け止めにはシーンごとに最も適したタイプと、塗り方があるのです。

肌を焼きたくないからとただ闇雲に日焼け止めを塗って済ませるのではなく、それぞれのシーンに最も適した日焼け止めを塗るのが1番賢いUVケアだと言えるでしょう。

夏シーズンはもちろん、春や秋にも紫外線はたっぷり降り注いでいるもの。ぜひ今回ご紹介した日焼け止めの塗り方をマスターして1年中の白い肌をキープできるように努めましょう!