強い紫外線から肌を守り日焼けを防ぐ最も効果的な方法は、やっぱり日焼け止めを使用すること。
でもただ日焼け止めをベタベタ塗れば良いというものでもなく、正しい塗り方をしなければその効果も半減してしまうのです。
日本でも古くから「白い肌は七難隠す」と言われるように、日焼け知らずの白く美しい肌は美人の代名詞。
季節に関わりなくいつでも白く美しい肌を維持するために、一度日焼け止めの正しい塗り方と日焼けしてしまったときの対処法をおさらいしておきましょう。
美肌を守る日焼け止めの正しい塗り方
日焼け止めを塗るときに心がけるべき点は、ムラにならないよう均一に塗ることです。塗りムラがあると部分的に日焼けしてしまうため、肌の色がまばらになり外見にも大きな悪影響をもたらすことがあります。
塗っていく順番としては、まずはじめに顔の中心にある鼻とTゾーン周辺、そして額から髪の生え際といった具合に顔の中心から外側に向けて塗っていくのが鉄則。
このような順番で塗っていくことによって日焼け止めを薄く均等に塗ることができ、塗りムラも防ぐことができるのです。
小鼻や唇の口角、デコルテなど凹凸がある部分は日焼け止めがムラになりやすいため、よく伸ばすようにしてください。
また、日焼け止めは汗によって流れてしまったり手で擦ったりして時間が経つと崩れやすくなります。
このような状態を放っておくと気づかない内に肌が焼けて真っ黒になってしまうこともあるため、屋外ではこまめに塗り直すようにしましょう。
日焼け止めを塗り直すときは拭きとりシートで顔を綺麗にしてからの方が、より日焼け止めが肌に吸着して効果が高まります。
汗や皮脂を拭き取らないまま日焼け止めを塗り直してしまうとベタベタとした仕上がりになるうえ、皮膚と日焼け止めが上手く馴染まずに浮いてしまい見た目も不自然になってしまいます。
肌を焼きたくないときは「顔を綺麗にしてから塗り直す」という一手間を怠らないようにしてくださいね。
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身体に日焼け止めを塗るときは見えないところもしっかりと
身体に日焼け止めを塗るときは、顔と同じように塗りムラがないように薄く伸ばすように心がけましょう。
しかし、顔と違って身体は塗り忘れが起きやすい傾向にあります。たとえば耳の裏やうなじ、指の側面などはつい塗るのを忘れてしまいがちです。
また、女性がよく日焼け止めを塗り忘れるのが手の爪です。爪は皮膚と違って目に見えて黒くなることはありませんが、紫外線を浴びるとダメージを受け爪の表面が乾燥し、二枚爪になったりささくれができやすくなったりします。
美しい女性は総じて綺麗な手を維持しているもの。ですから日焼け止めを塗るときは手の爪にも塗るのを忘れないようにしましょう。
身体に日焼け止めを塗る際は、自分で塗り忘れのないよう毎回塗る順番を決めておくと良いですよ。
日焼け止めを塗ることができない場所はUVグッズで代用
身体の中には日焼け止めを塗ることができない場所があります。その代表的な場所が目です。
最近では目に紫外線が入ると体内でメラニン色素が生成され、肌が日焼けしたように黒くなることもわかっています。
それだけでなく目に長時間紫外線が入ることで、角膜がダメージを受け角膜が炎症を受けることがあるとも言います。このような症状を一般的に「角膜炎」と言い、視力の低下や頭痛を引き起こす原因にもなることもあるので注意しましょう。
目は日焼け止めを塗ることができませんから、日焼けを予防するためにはさまざまなUVグッズを利用しましょう。
目の角膜を守るためにはUVカット効果をもつサングラス、顔全体を紫外線から守るなら日傘やハットを常に身につけるようにしてください。
紫外線は上から降り注ぐだけでなく、地面に反射して目に入り込むこともあります。いまはサングラス以外にも伊達メガネにUVカットレンズが使用されているものもありますので、屋外では普段からこうした伊達メガネをかけるようにしておくと、紫外線による日焼け帽子につながります。
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UVカットレンズ眼鏡を着用するときは、顔に日焼け止めを塗ってからかけるのが一般的。
しかし、眼鏡のフレームが直に当たる眉間やこめかみは時間が経つと日焼け止めが取れやすくなるので、こまめに塗り直すことも忘れないようにしてください。
眼鏡をかけているから大丈夫と安心していると、フレームが触れている所の皮膚だけが部分的に日焼けしてしまいますので注意が必要です。
いくらUVカット効果の高い日焼け止めを使用しても、正しい塗り方を知らなければ思ったような効果を得られません。
特に紫外線量が多くなる5月〜10月は肌が焼けやすくなるため、日焼け止めの使用頻度が上がる時期。間違った塗り方で日焼け止めを使用していてはすぐに肌が真っ黒になってしまいます。
しっかりとしたUVケアは、10年後20年後の肌の美しさを左右すると言っても過言ではありません。正しい日焼け止めの塗り方をマスターして、いつまでも美しい肌を維持できるようにしましょう!