女性はよくパンプスなど足の甲が露出する靴を履く機会が多いものですが、足の甲まで徹底したUV対策を行っている方は少ないと言われます。
紫外線は一年中絶えず降り注いでいるものです。顔や腕だけでなく足も日焼けするリスクがあるのは言うまでもありません。
足の甲を露出しているにも関わらず、何もUV対策をしないままではいつの間にか足の甲だけが真っ黒になってしまい、裸足になるのが恥ずかしくなってしまいます。
そんな事態を避けるために、足の甲のUV対策と日焼けしてしまったときの対処法をマスターしておきましょう。
以外に日焼けしがちな足の甲にもUV対策を
パンプスやサンダル、ミュールなど女性向きの靴には足の甲の部分が大きく空いているデザインが少なくありません。
このようなデザインは適度に肌を見せてファションコーディネートに抜け感を与えてくれますが、その半面日に焼けやすいというデメリットもあります。
今は足の甲を日焼けから守るためにパンプスと靴下を重ね履きするレイヤードスタイルも流行っており、美白をキープしたい女性は足の甲を露出しないようさまざな工夫を行っています。
もちろん、こうした方法以外にも足の甲を日焼けから守る方法はあります。最もポピュラーな対処法はやはりこまめに日焼け止めを塗ることです。
日焼け防止のために日傘やつばの広いハットを身に着けている女性も多いと思いますが、日傘やハットは上半身を紫外線から守ることはできても、足の甲までカバーすることはできません。しかも紫外線は道路に反射した照り返しで肌を焼くこともあり、道路に近い場所にある足の甲はただでさえ日焼けしやすい場所なのです。
足の甲が日焼けしたときは保湿で水分補給
もしも足の甲が日焼けしてしまったら、まずは日焼けによる肌の乾燥を防ぎましょう。
高保湿の美容液をしっかりと塗りこみ、その上から水分の蒸発を防いでくれるクリームでフタをしてあげれば、乾燥した肌やその奥にある毛穴の中にもしっかりと保湿成分が染みこんでくれます。
足の甲は身体の中でも皮膚が薄いため、水分補給をするときはたっぷりと与えすぎるくらいがベストです。浸透率を高めたいときはラップパックを利用してみるのも良いでしょう。
ただし、体質によっては日焼け後肌が赤く炎症を起こす場合もあり、このような場合はまず患部を冷やして炎症を落ち着かせてから保湿を行なうようにしなくてはいけません。
肌が炎症を起こしているときに美容液や保湿クリームを塗ると、いたずらに肌を刺激してより炎症を悪化させてしまうことがあります。日焼けしている肌の熱が引くまでは何もつけずに、こまめに冷やし続けて様子を見てくださいね。
日焼けした肌を1日でも早く美白するには？
足の甲だけが日焼けしてしまうと、靴に覆われていた部分との違いが目立って恥ずかしい思いをするはめになってしまいます。ですから１日でも早く肌の色を白くしたいと思う女性も多いと思います。
黒く焼けた肌を白くするには、肌のターンオーバーを促して肌細胞を活性化することが大切です。定期的に古い角質を除去し、新しい肌が生まれやすい環境を整えてあげましょう。
肌を白くするのに役立つ栄養素は、柑橘類や野菜に多く含まれているビタミンCやトマトに多いリコピンなど。
最近では、ベリー系の果実がもつエラグ酸という成分も強い抗酸化作用を持ち美白をサポートしてくれると話題になっていますので、こうした食品を普段から積極的に摂取するようにしておけば、より早く白い肌を手に入れることができます。
また、食品によるインナーケアと併せて定期的に行いたいのが足の甲のピーリング。
ピーリングとは専用のピーリング剤を使って肌に乗っている古い角質を除去し、新しい肌が生まれやすいようにするスキンケアのことを言います。
ピーリングは肌に負担がかかるため、頻繁に行なうと逆に肌の黒ずみを招いてしまいます。できれば週に１回くらいに留め、やりすぎないように気をつけましょう。
肌の細胞は約28日周期で生まれ変わると言われており、美白効果のある食べ物とピーリングによるケアを行っていればこのサイクルがよりスムーズに行われます。
急いで肌を白くしたいときも決して焦らずに、毎日の地道なケアで美白を目指してください。
足の甲が日焼けすると、どんな靴を履いても日焼けが気になりおしゃれが楽しめなくなってしまいます。
ちょっと出かけるだけと油断していると知らず知らずのうちに足の甲が焼け、焼けた足のケアにかなりの労力がかかってしまいます。
白い肌は七難隠すと言われますが、これは顔や腕だけでなく足の肌にもあてはまるのです。
たかが足の甲と思わずに、日頃から全身のUVケアを怠らないのが美しさを維持する秘訣です。これからはしっかりと足のUVケアを行い、もしも日焼けしてしまった場合は今回ご紹介した方法を実践しながら、本来の肌を取り戻すようにしてみてくださいね。
