人目に触れる機会の多い手や脚のムダ毛処理は念入りにやっても、背中の毛の脱毛は知らず知らずの内に手を抜いてしまう女性も多いはず。
背中は1年のほとんどを洋服に隠されている場所ですから、つい手を抜いてしまいたくなる気持ちも分かります。
しかし、フォーマルシーンやサマーシーズンには露出する機会も増えるのが背中です。普段からムダ毛の処理に手を抜いていると、つい処理を忘れて恥ずかしい思いをする可能性も十分に考えられますよね。
そんな時に備えて、背中のムダ毛の正しい処理方法をマスターしておくと今後とても役に立つこと間違いありません!
意外と見られている背中のムダ毛
背中のムダ毛は身体の中でも比較的細いのが特徴。一見産毛にも見えるため、中には脱毛処理をせずにいる女性も多いと言われます。
特に海外では背中の毛を処理しない方が一般的で、人気モデルやセレブの中でも脱毛処理をしているのはごくわずか。
欧米人は体毛が目立ちにくいため背中の毛を処理しなくてもあまり目立つことはありませんが、体毛が黒々としている日本人はそうもいきません。何の処理もせずに背中にムダ毛が生えたままにしておくと肌が汚く見えるだけでなく、清潔感のない女性だと思われてしまうかもしれません。
背中というのは日常生活の中でも意外に見られる機会が多い部分。デスクワークが多いオフィスではシャツの襟から背中が覗くことが多く、制服がある企業では毎朝着替えるたびに人目に触れることになります。
また、結婚式やパーティーなどに参加する際にドレスを着用すると背中の露出が多くなりますよね。
しかも、レジャーやアウトドアに出かける機会が増えるサマーシーズンは、薄着になるためやはり背中が人目につきやすくなるといえます。
このようなシーンでムダ毛の処理をしていない背中を露出するのは恥ずかしい行為です。ムダ毛の処理は女性としてのたしなみの1つなので、しっかり行いましょう。
背中のムダ毛の正しい処理方法
背中のムダ毛の処理方法は大きく分けて3つあります。1つめはカミソリを使っての処理、2つめは脱毛・除毛クリームを使って行なう処理、そして3つめは抑毛効果のあるローションを使った処理方法です。
カミソリを使ったムダ毛処理は短時間かつ手軽に行えることから、背中の毛を処理する方法としては最もポピュラーだと言えるでしょう。
毛は一定のサイクルで生え変わるため短いスパンでの処理が必要になりますが、自分の好きなタイミングで毛を処理できるのはカミソリを使う最大のメリットです。
ただし肌が弱い女性がカミソリで背中のムダ毛を処理すると、カミソリ負けして肌がかぶれたり、ひどいときは湿疹が出る場合もあります。こうしたトラブルは肌の色素沈着の原因にもなりますので、肌が弱い女性はカミソリでのムダ毛処理は控えた方が無難だと言えるでしょう。
脱毛・除毛クリームを使うムダ毛処理は、処理後の肌を美しく保てるというのが魅力。
カミソリで背中の毛を剃ると剃り残しがあったり肌を削ってしまう場合も多いですが、クリームを使用すればこうしたトラブルも回避できます。
除毛クリームは脱毛クリームと違い毛を毛根から除去するわけではないので、処理後数日で毛が生えてくることがあります。
一方、脱毛クリームは毛根から除去するので新しい毛が生えてくるまでに1〜2週間かかることが多く、1度処理をすれば長期間毛のないツルツルの肌を維持できるというのがメリットです。
しかし、脱毛・除毛クリームは肌に大きな負担をかけるため、肌が弱い女性はかぶれや痒みを引き起こすこともあります。
そんなときは、毛を徐々に細くし目立たなくさせる抑毛ローションを使うのがおすすめです。抑毛ローションの主な成分は大豆イソフラボンと呼ばれる物質。
大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをして毛の発育を抑制してくれるため、毎日肌に塗る習慣を取り入れると毛が細くなり、剃ったり抜いたりしなくてもほとんど目立たないほどの細さになります。
抑毛ローションで背中のムダ毛対策をしている間は、豆乳や納豆など大豆を使った食品を積極的に食べるようにすると内外からムダ毛に働きかけることができ、より高い抑毛効果を得ることができます。
抑毛ローションを塗るときは、肌が温まっているお風呂あがりがベストなタイミング。朝や日中に抑毛ローションを使用するときはレンジで温タオルを作って背中に乗せ、事前に肌を温めてから塗ると浸透力もグッとアップしますよ。
背中の脱毛は女性にとって一生ものの問題。手足と違って手間がかかるため面倒に感じる女性も多いと思いますが、だからといって処理をしないままでは残念な「ズボラ女子」の仲間入りです。
見えない部分だからこそ、普段から念入りに処理をしていつ人目に触れても良いように準備しておくのが女性のたしなみ。
もしもこれまで背中のムダ毛処理を怠っていたなら、今後はほんの少し頑張って処理をする習慣を身につけてみませんか?