女性が自分の身体の中で痩せたいと思うパーツ第1位とも言われる太もも。
太ももが太いと下半身にボリュームが生まれ、いわゆる「下半身太り」に見えるだけでなく、全身のスタイルバランスも崩れてしまいます。
今回はそんな太ももだけ痩せたい!あるいは太ももだけ細くしたい!という女性にぴったりの、太もも重点的に細くするダイエットのコツを4つご紹介します。
ジョギングで太ももを細くしなやかに
ダイエット中に行なう運動の王道とも言えるジョギング。ジョギングは全身の筋肉をまんべんなく使う有酸素運動なので、走る時間が長ければ長いほど脂肪を燃焼させ高いダイエット効果が期待できます。
しかし、太ももを重点的に細くしたいときは、ただジョギングをするのではなく「歩幅」を変えてみるのがコツです。
というのも、歩幅を広くし、一歩のインターバルを大きく取ることで太ももの筋肉に負荷がかかり、より重点的に太ももを鍛えることができるのです。
ジョギングを行なうときは猫背にならないよう背筋をぴんと伸ばし、手を脇腹につけるようにして走るのがベストな姿勢。
この時、重心がおへそ周辺にある丹田(たんでん)と呼ばれるツボになるよう意識しつつ、歩幅を大きくとって走るようにすると、普段日常生活の中では使われにくい太ももの内側の内転筋が鍛えられます。
歩幅を大きくとると、つい膝が曲がってしまがちになると思いますが、膝はできるだけ伸ばしながら走るようにしてみてください。
室内でできる手軽なエアロバイクエクササイズ
室内でできる太ももダイエットでおすすめなのが、エアロバイクを使ったエクササイズ。エアロバイクに乗ってペダルを回す運動は脚全体の筋肉を鍛えるのに剥いており、当然太もも痩せにも絶大な効果があります。
ペダルを回すなら自転車でも良いのでは?と思う女性もいるかもしれませんが、自転車で野外を走ると風の抵抗を受けて思うようにペダルが踏めなかったり、車道に高低があるためすぐに疲れて長距離を走れなくなることもありますよね。
しかし、エアロバイクは「ペダルを回す」ということに特化した器具であり、室内で行なうため余計な体力の消耗を防ぐことができ長時間運動しても疲れにくいのです。
エクササイズの後、いつまでも疲労感が残るようではダイエットは長続きしません。
エアロバイクのようにできるだけ疲れを残さず、効率的に脚の筋肉を鍛えることができればそれだけダイエットが成功しやすいと言えます。
自宅の椅子をバランスボールに変えて太もも痩せ
自宅にいるときソファやチェアに座っている女性は、椅子をバランスボールに変えてみるのがおすすめです。
バランスボールは床との接地面が少なく重心が安定していないので、バランスボールに腰掛けているときはボールの真ん中に腰掛け、脚と上半身でバランスを取り安定させる必要があります。
実はこの「脚と上半身でバランスをとる」というのが、太もも痩せにとても効果があるのです。
上半身が安定しないと自然と脚に力が入り、バランスボールに座っている最中は常に脚の筋肉が緊張状態になります。つまり、筋肉にずっと負荷がかかっている状態になるのです。
長時間筋肉に負荷がかかればインナーマッスルが鍛えられ、筋肉量が増えるだけでなく代謝が向上し体脂肪が燃焼しやすい身体になります。
さらに太もも痩せ効果を高めたいときは、バランスボールに腰かけたまま脚を床と並行になるように上げ下げする運動を取り入れるのも良いでしょう。
脚を上げたときに太ももに軽い痛みを感じれば、それは太ももの筋肉にきちんと負荷がかかっている証拠です。
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リンパマッサージで老廃物をオフして太ももをシェイプ
太ももは脂肪が多い部分だけに血行不良になりやすく、老廃物が溜まりやすい傾向にあります。
この老廃物をそのまま放置しておくといずれセルライトに変化して太ももを太くする原因になってしまうため、リンパマッサージを行い常に血液の流れをスムーズにしておく必要があります。
太もものリンパマッサージを行なうときは、まず太ももの付け根をしっかりと揉みほぐし、下から上に脂肪を持ち上げるようにして太もも全体をまんべんなく揉んでいきます。
マッサージをした部分が温かくなってきたら血液がスムーズに流れている証拠。溜まった老廃物もこの血液の流れにのって排出されていくので、毎日マッサージを続けることで、むくみ知らずのスッキリした太ももを手に入れることができますよ。
細く引き締まった太ももは、健康的な美しさで身体を魅力的に見せてくれます。
太ももの太さが気になったときは、ジョギングなどの運動を取り入れてインナーマッスルを鍛えつつ、マッサージで血行を促進し老廃物を取り除いてあげるようにしましょう。
露出の多い季節だけでなく、太ももはパンツやスカートなどどんなボトムを履いてても目立ちやすい場所。普段から気を抜かずに、細くスラリとした脚をキープできるように心がけてみてくださいね。