メイクをした後でも、なんだか顔色がぱっとせず肌の色が暗いと感じたことはありませんか?
身体が不調を起こしていると顔の血色が悪くなることもありますが、健康な時に顔色が悪く見えるなら、それは顔に生えている産毛の仕業かも。
顔の産毛の処理は、見た目にもとても大きな影響を与えているのです。
人間の顔には細い産毛が生えている
産毛は性別や年齢に関わりなく誰にでも生えているものです。
ヨーロッパやアメリカなど欧米人も産毛が生えていますが、毛の色は日本人とは異なる金色であることが多く、金色の産毛は光を反射してレフ版の役割を果たし、顔色を明るく見せてくれる効果があります。
一方で、日本人の産毛はダークブランか黒がほとんど。
このような産毛は、顔を暗く見せたり肌を黒く見せたりするため、顔色を健康的に見せたいなら定期的に産毛を剃ってあげなくてはなりません。
産毛をそのままにしておくとファンデーションがよれやすくなって、短時間でメイクが崩れたりファンデーションが浮いたりして上手く肌に馴染んでくれません。
肌を明るくするだけでなく、メイクを施したときの仕上がりの美しさも産毛に左右されることが多いのですね。
さらに、産毛を剃ると同時に肌の水分量が上がるため、乾燥肌の改善にも役立ちます。
毛穴の詰まりが原因で吹き出物が出来るという場合も、産毛を剃ることで解決するケースもあります。
顔の産毛を処理する時のポイント
顔の皮膚はとってもデリケートですから、産毛の処理には清潔な新品のカミソリを使うようにしましょう。
実際に剃っていくときは、手で皮膚を伸ばしながら毛の流れに沿ってカミソリを動かすのがポイント。
産毛を確実に剃るために同じところに何度も何度もカミソリを当ててしまうと、皮膚を削って流血する原因になるので、細心の注意をはらわなくてはなりません。
ちなみに、産毛の処理を行なう頻度は一ヶ月に一回でも十分です。
これは、産毛も肌のターンオーバーと同じ周期で生え変わるため、約一ヶ月ほどでやっと2~3mmの長さになるためです。
個人差はありますが、産毛は腕や脚のムダ毛と違いそこまで長く伸びることは滅多にありません。
頻繁な顔そりは逆に肌にダメージを与える原因になるので、適切な頻度を守りながら定期的にお手入れをしていくことが大切だと言えますね。
顔の産毛をそのままにしておくと、顔色が悪く見えるだけでなくメイクの保ち具合も悪くなってしまいます。
顔そりをした後は化粧水で肌をクールダウンし、乳液できちんと肌を保護してあげるなど、アフターケアも怠らないようにしましょう。