ランニングがブームになり、今では走ることが趣味となっている方達もたくさんいます。
ダイエットや健康のためにとりあえず走ってみようという初心者の方は、自己流のフォームやスタイルに陥りがちです。
とにかく走れば瘦せるし健康になる。アスリートを目指しているわけじゃないのだからという気持ちもよく分かります。
しかし、正しい走り方とコツを身につけるだけで、今の何倍もの効果がアップするとしたらどうでしょうか?せっかく始めたランですから、損な走り方をしていては勿体ないですよね。
トレーナー要らずで簡単に始められるからこそ、正しい知識をもって走る事がキレイにもダイエットにもつながるのです。
効果的に走る為に何をすべきか
まず走る時間帯ですが、基本的には朝起きてきちんと水分補給してから走るのがベストです。
空腹時の方がより体を燃焼しやすくなるので、朝一が難しいなら少なくとも食後2時間以上は空けたいですね。
走っていると体温が上がり汗をかきますが、うっすらとかく汗の状態というのが一番持久力が保て燃焼もスムーズに行えます。
走る前は思ったよりも薄着にするなど体温調節も視野にいれておきましょう。
そして肝心なのがランニングシューズ選びです。
デザインやブランド、または可愛いものを選びがちですが、シューズだけは自分の足の形にフィットするものをしっかり吟味してください。
シューズ選びを疎かにすると、走り方に変なクセがついたり脚を痛める原因になりますので、少し高くても良い物を選ぶ様にしましょう。
また、高いランニングシューズを買うことで、気持ち的にもランニングを継続して行う事が出来ます。
代謝が2倍増しになる正しい走り方
走る時にどうしても腕や脚をたくさん動かし、肩や肘、脚全体に余計な力が入ってしまうものです。
そうではなく、腕と脚の振りを、背筋と腹筋で支えてあげるイメージで走ると長時間ラクに走れて疲れにくくなります。
走り方で気を付けたいのが、女性に多く見られる爪先だけの走りです。これはウォーキング時にも同じ事が言えます。
きちんと足の裏で地面をバウンドさせ、ケガをしないためにもかかとから着地し、爪先で蹴るという流れをまずは定着させたいですね。
一定のテンポを保って走ると呼吸も乱れにくく、脚に余計な筋肉がつくのを防ぐ事ができます。
慣れないうちは、自分の歩幅にあったテンポの曲を聞きながら走るのも良いかもしれません。
基本の走り方のポイントさえ押さえれば、自分なりの走り方のスタイルが良い方向に固まってきます。
ラクに走る事が出来る姿勢で、より効果が出る方法を取り入れると、走ることがもっと楽しくなります。