インターネットの普及により、仕事でもプライベートでもPCに向かうことが多くなった昨今。
四六時中同じ体制でいることで肩こりに悩まされていませんか?
今日はそんな現代人の悩みともいえる肩こりの解消法を紹介します。
肩こりはなぜ起こるのか?
PCの操作は肩を使うわけでもないのに、肩がこってしまうのは不思議ですよね。
キーボードを打つために指を動かしても、肩は動かすことなく同じ体制を保っているのになぜ肩こりになるのでしょうか?
デスクワークによる肩こりの原因は姿勢にあります。PCを操作している時は首の頚椎は伸びきった状態になっています。
聞いた事がある方も多いと思いますが、これを「ストレートネック」といい、このストレートネックが肩こりの原因となっているのです。
人間の頚椎は通常、4~6kg程も重さのある頭部を支えるためカーブしているものです。
頚椎がストレートネックの状態になっていると、通常より頚椎に負担がかかり頚椎が変形してしまいます。
変形した頚椎は、脊椎から無数に伸びる神経を圧迫し、それが原因となって肩こりを引き起こすのです。
肩こりの危険信号
肩こりに慣れすぎて肩が凝っているのかもあまり分からない・・・という人も多いです。
肩こりの症状がひどくなると、稀に腕や手に痺れ感じることがあります。
これは「頚椎症性神経根症(けいついしょうせいしんけいこんしょう)」といい、脊椎が変形して手や腕の神経までも圧迫しているのです。
ここまでの症状がでると、慢性的な肩こりになりやすく非常に危険な状態なので早めの対処が必要となります。
気になる肩こりの対処法
先ほど述べた症状にならないように、しっかりとした事前の対処が必要となります。
対処法はいくつかありますが、その中でも1番簡単な対処方法を紹介します。
肩こりの改善方法とは、睡眠の際に自身の首と枕の間にバスタオルを丸めたものを挟むだけです。
かなり簡単ですよね?こうすることで頚椎は本来のカーブを取り戻し、寝ている間に頚椎の矯正ができるのです。
肩こりは最初に述べた原因の他にも、血管内に溜まった老廃物が原因で引き起こされます。
この溜まった老廃物を取り除く肩こり解消方法も合わせてご紹介します。
まず、フェイスタオルと40~50度に温めたお湯を用意してください。
フェイスタオルをお湯につけ軽く絞った後、肩こりの症状がある方の肩に乗せてださい。
そのままタオルが冷めるまでしばらく待ちます。タオルが冷めたら再度お湯につけ絞り、また肩に乗せてください。
こうすることにより温められ血管は縮小し、冷めいくと拡大して血液は勢いよく流れ老廃物を綺麗に流してくれるのです。
今回紹介した肩こり解消法は今日からすぐに始められる簡単な物です。
肩こりに悩まされている方は是非試してみてください!