何年か前から両方の眉毛のあたりに紅斑ができるようになり、かゆみもあるので、年齢なことから無理が来たのか、それとも飲酒が好きなのでお酒のせいなのかと悩んでいました。
思い切って禁酒しても赤みが一向に後退せず、じりじり燃え広がるような感じがして、思わず掻いてしまうと広がってしまい、乾くとカサカサになって皮がはがれて醜いので「これはもしかして噂に聞く大人アトピーかも」と、色々自分で調べてみました。
普通ならここで医者に行くべきなのかもしれませんが、掻かなければ広がらないし、患部は小さいので、痒みは通気性の良いメディカルテープで押さえてしまえば問題なく掻かずに済みます。
人の話ではアトピーは病院に行って医療費を払って通っても、様々な治療法を試されるばかりで埒の開かないことを聞かされるので、まず自分で広がらないようにしてから原因をつきとめ治そうと思ったのです。
乳酸菌で免疫力の向上?
ネットで検索すると、紅斑やアトピーの原因は「免疫力の低下」によるものという説が有力です。最近では皮膚の表面の菌のバランスの悪化が原因とも報告されています。
そこで私が試したのは、乳酸菌による腸内改善の治療です。理由は以前、妹がひどい花粉症をヨーグルトで劇的に緩和させたのを見たからです。
花粉症も免疫力の向上が有効と聞きますし、実はこの顔の赤みが始まった頃から同時に便秘と少々の体重増加があり、どちらも年齢的なことと諦めていました。
しかし、ネットで調べてみると腸内環境の善し悪しは免疫力を左右するともありましたので、この便秘に対する諦めが皮膚病の助長につながっているのではと思い、乳酸菌の便秘薬を少なめに常用するようになりました。
症状も徐々に良くなってきた
それまで乳酸菌の便秘薬は効き目が緩やかなので、時間に余裕のない私には愛用できませんでした。
便秘は週に一度、効果の強い便秘薬を使用することで解決していましたが、得てして腹痛が強く、食生活は毎日なのに週一の排便では少なくストレスを感じていました。
しかし、乳酸菌の便秘薬に切り替えて少なめに常用して排便の癖をつける方法にしたところ、体重は元に戻り体調が良くなりました。
皮膚病の方は今のところまだ「完治しました!」とは宣言できませんが、ヒドくじりじりとした嫌な感じがなくなり、赤く腫れることも少なくなりました。
アレルゲンになるハウスダストやダニを除去するとさらに良いので、乳酸菌プラス生活習慣も変えたところ徐々に良くなってきています。